いつものようにクロスバイクでアルバイトに向かう途中、先の左折する信号が黄色に変わったため、それを避けようと左路地へハンドルを切りました。その時、レースカーのテクニックでコーナーを曲がる時、直前で減速しコーナーに入ったら思いっきり加速して重心を後輪にかけスリップを避けることが頭をよぎり、思い切り車体を傾け踏み込んだ途端、ガシャン左ペタルが道路に接触、その勢いで体が右前方に大きく振り飛ばされ右ヒザと右カタをしたたか打ち付けました。よっぽど派手に転がったとみえ、今回も後ろから来たオバさん(いや失礼)ご婦人が大丈夫ですかと駆け寄ってくれたのですが、気の動転と恥ずかしさから「ペタルが、ペタルが・・・」と意味不明な言い訳をしながら自転車を起こし、その場を逃げるように立ち去りました。
　自転車を漕ぎながら痛いヒザを見るとズボンがカギ裂きに破れていましたが、擦り傷程度でたいして出血もしておらず、まずは安心。いつもと変りなく一日の仕事を終え、また自転車で帰宅、ビールを呑んで、いざ自室へ行こうと立ち上がった瞬間、猛烈な痛みでまともに足を床につけない。どうにか騙し騙しベットに潜り込んではみたが、痛みで熟睡できない状態が一晩中つづき。翌朝、一番で近所の整形外科に転がり込むと、右ヒザ打撲で内出血、太い注射針で230㏄の血を抜き取り、しかもレントゲンの結果、肋骨も二ヵ所骨折とのこと。バストサポーターと痛み止めを勧められたが、それは断り自然治癒に任せると、せめてもの68才の意地を張ってみましたが・・・。
　前回の事故からまだ2週間、まったく学習効果がありません。次は生命にかかわる大事故を起こしかねないと、自らを戒めています。