昨日は旧暦の8月15日、中秋の名月でしたね。中国では中秋節、韓国では秋夕(チュソク)。昨日見たテレビのインタビューでは、十五夜のお祝いは特にはしないと言う人が圧倒的多数でしたが。我が家でもやったことはないなあ。でも、十五夜はやらないけど、ハロウィーンやバレンタインデーはやるというのはいかがなものでしょうかね。どこの国の人なの?と思います。
本当の満月は6日だそうで、たしかに左側に影が見えます。
外国の行事といえば、4月23日はサンジョルディの日、親しい人に本を贈る日だそうです。出版業界が、バレンタインデーのように日本にはやらせようとしちぇいるのですが、さっぱりですね。この行事は独立宣言を出すかどうか、世界がハラハラしているスペインのカタルーニャに関係があるとのこと。サンジョルディとは、伝説の騎士聖ゲオルギウスのこと、英語ではジョージです。因みにジョージアと呼び名を変えたコーカサス地方のグルジアもこのゲオルギウスに関係があるのではなかったかな。
で、スペインではこの日、愛する人に赤いバラを贈るという習慣があった。(セントジョージの血を象徴するんでしょうか?)同時にこの日はセルバンテスの命日だったので、本を贈ることもあった。
異なった言語を持ち独立機運の強かったカタルーニャでは、スペインへの抵抗として赤いバラにカタルーニャ語の本を添えて贈った、これがサンジョルディの日の行事として広まったのだそうです。
毒リトを問う住民投票を阻止する警官隊と睨み合う民衆の中に、赤いバラを持った男がいるのをカメラが捉えていました。あれもそういうことかな?
さて、同じく昨日、鳥海山の初冠雪が公式に報告されました。(気象台が無人化されているので、代わりに市の職員が公式に認める必要があるらしいのです。そのため、桜の開花など、経済効果と結びつく気象現象には、政治的配慮が働きかねません。)なんでも、雲に覆われた山腹が一瞬ちらりと見えた時、斜面に雪が積もっていたということでした。
今朝は雪が積もった山がよく見えましたが、頂上が見えたのは昼ごろでした。