鳥海山の５合目を通って秋田県側と山形県側を結ぶ山岳道路「鳥海ブルーライン」は冬の閉鎖期間が終わり、27日に開通するとのこと。山形県側ゲートの近くにミズバショウの群生地があるので、様子を見に行きました。ミズバショウはちょうど見ごろだったのですが、写真のサイズを間違えてここに掲載できません。Ｌ、　Ｍ、Ｓの大きさが今までのカメラよりかなり大きいようで、メール送信には今まではＭで撮影していたのですが、それではいくらトリミングしても２メガ以下にならないのです。気がつくのが遅くてミズバショウの掲載はあきらめました。
　ウィークデイでしたが、閉鎖を知らずに登って行って引き返してくる車や、おそらく山菜採りと思われる路上駐車の車などをけっこう多く見かけました。

　雪が消えたばかりと思われる道端にヒトリシズカの大群落がありました。
　地味なのにヒトリシズカという名前が一人歩きして、よく知られている植物です。よく似たフタリシズカというのもあって、こちらは花穂が２本出ます。
　それにしても「ひとりしずか」が団体で賑やかそうに咲いている姿はなかなかユーモラスです。

　クロモジの花。
　この枝先を折って噛みながら歩くと、ニッキのような香りがします。ニッキ（肉桂）と同じクスノキ科です。
　秋に実ったサルトリイバラの実。生け花では山帰来と呼ぶこともあるそうです。
　この季節には「桃源郷」が出現します。静かな集落にピンクと白の源平咲きでしかも枝垂れ桃の巨木があります。近くにはこの木の子どもと思われる若い桃もあり、こぶりな花の枝垂れ桜も咲いていました。

追伸：　もう一度モニターでチェックしたら、アップできるサイズのミズバショウがありました。これです。