ウラジロヨウラク
シラネアオイ
ヨツバシオガマ
オヤマノエンドウ
オヤマノエンドウとそっくりなものに、砂浜に咲くハマエンドウがあります。酒田は砂丘の町なので、市内にもハマエンドウが咲くのですが、区別できないほど似ているように思います。咲いている場所で区別できますが。
ムラサキヤシオツツジ
雪が解けると咲き始めるのがムラサキヤシオツツジ。関東以西ではミツバツツジがまだ冬枯れの林の中で咲き始めるのですが、東北にはミツバツツジはないようです。昔、山梨県の瑞牆山で、下山するときに山では珍しかった女性のハイカーがいるのだと思って近づいたらミツバツツジだったという経験がありますが、ムラサキヤシオは少し風情が違うようです。
ハクサンチドリ
ホウジャク
日本にはいないはずのハチドリが目にもと止まらぬ速さで花から花へ飛び回っているのか、と思うような生き物。実は蛾の仲間で、ホウジャク、あるいはオオスカシバと思われます。(オオスカシバはハチのように翅が透明なのですが、羽化したての若い個体の翅には鱗粉があって不透明だとのこと。)ホバリングと瞬間移動を繰り返し、空中で蜜を吸います。
ところで、鳥海山の遭難の件ですが、立川(東京都)の69歳の人が行方不明になっているとのことです。酒田市側の登山口、湯の台にレンタカーが停められていて、旅館には23日に「滑落したので遅くなる」との連絡があったそうです。昨日(27日)からの悪天候で捜索は中断しているとのことです。
私たちが滝の小屋駐車場に行ったのは26日で、駐車場は捜索の前線基地になっていて、警察官や消防隊員がテントで連絡を取り合っていました。山岳会も捜索に入っていると思われます。ヘリも翌日からの悪天候がわかっていて、必死に捜索しているようでしたが。