新聞の地方版に、酒田市内の公園で採集したキノコを食べた人が入院したという記事が載っていました。食べたのはテングタケだそうです。キノコの図鑑に必ず載っている毒キノコの代表格、ベニテングタケとテングタケ。ネット検索すると、以前紹介したこの写真が、まさにテングタケでした。
別名ハエトリタケ、ヒョウタケ。ヒョウは豹柄の豹ですね。命にかかわることもあるとのこと。野生のキノコは鑑賞するだけにしましょう。
今朝、森で見つけた翡翠色のキノコです。
ところで、我が家の向かいの畑が売りに出されていまして、数年してようやく家が建ちました。ようやく完成して先週オープンハウスでした。
昨日の夕方、ハクセキレイがその新築のまわりをせわしく歩いています。時々飛び上がって中に入りたそう。まるで「あれ、オープンハウス終わっちゃった?残念だなあ。」と言っているみたいでした。本当は、空き地だったころからの習慣で餌の虫を探していたのでしょう。飛び上がったのは、虫を捕る動作です。
やはり昨日、夕方の散歩に行くと、目の前の草むらで動く影。幼いホオジロが虫をくわえていました。ホオジロのくせに顔の白斑はまだなく、人をあまり怖れません。近くで「チチチ、チチチ」と心配そうな親の声。「はやくおいで」と促しているのでしょう。
ホオジロの幼鳥
ホオジロの親
巣立ちという言葉は、子が親から独立する意味で使われますが、ほとんどの鳥は巣立ちイコール子離れではないようです。繁殖期ではないはずの秋になっても2羽で行動している鳥がいたら、鳩でないならば(※)それは親子に間違いなさそうです。もちろん、子が複数ということもあり得ますが。
※:ほとんどの鳥は、消化の良い虫をヒナに与えます。そのためやわらかいの幼虫が大量発生する初夏のころに子育てをすます。しかし鳩の親には、穀物を細かく砕いてミルク状にする器官があり、それをヒナに与えます。(ピジョンミルク)そのため、キジバトなどには決まった繁殖期がないのだそうです。