老犬ハッチくんも、いよいよ老衰が進んできたのかもしれません。散歩中も足がもつれて転ぶことが多くなりました。でも歩きたい、匂いを追いたいという気持ちは強いので、思い通りに体が動かないことにちょっとびっくりしているのかもしれません。
雪はほとんど消えてしまいましたが、先週まで雪が残っていたころに、動物たちが動き始めたいわゆるフィールドサインがありました。
たとえば野生のイヌ科と思われる足跡。イヌ科というのはタヌキかキツネなのですが、糞を残していて、それによるとキツネのようです。
森のネズミ(アカネズミ)も、穴から出てきているようです。
この写真は、左がネズミのかわいい足跡。右はキツネのようです。ニアミスしたのでしょうか、それとも全然別の時間帯なのでしょうか。
右がキツネ 左がネズミ
ここ数日、森の入り口の駐車場に冬鳥のツグミがいついています。地上に降りてきて、じっと動かなかったり、なにかをついばんでいたり。あまり人を怖れていないようです。ツグミの仲間は歌上手ですからツグミの歌も聞いてみたいものですが、北国に帰ってしまうのですね。春先にモゴモゴと鼻歌をつぶやくこともあり、本気で歌えばクロツグミのようなみごとな歌声なのだろうと想像するのですが。
ツグミ
ところで県内ニュースで、正社員すべてが外国人留学生だという町工場を紹介していました。そうでもしないと働き手が集まらないのです。
地方では高校を卒業するとほとんどが首都圏の大学に進学し、そのまま首都圏で就職します。高卒で地元で就職する人は限られているので、地元の中小企業は求人難になるわけです。
先日、外国人労働者を受け入れやすくする法案を通したのも、少子高齢化のため働き手が激減しているからです。
ところが、国会で統計疑惑に関してアベノミクスの成果を偽装したのではないかと追求されると、「地方で求人率が高くなったのはアベノミクスの成果」だなんて。