雪解けが早すぎて、もう3月になっていることにあまり頓着しないまま過ごしてしまいました。森は急に春の気配が濃くなってきました。
ナルコユリ(たぶん)の芽が文字通り「つのぐんで」きましした。
地元ではアマドコロと呼ぶ人が多いのですが、ナルコユリもアマドコロも山菜なのでどっちでもいいやと思っています。まもなくこれを採りに来る人が増えます。料理屋さんあたりが買い取るのでしょうか。
こちらではツバキの盛りは4月ごろです。関東地方では1月には咲き始めるのに。木ごとに個性があり、これは珍しく一本の木に赤い花と白い花が咲く源平咲きなのですが、白花といってもこのように赤い斑が入っています。
酒田では人の数より多いと思われるのがカラスとスズメです。スズメは都会では激減していると言われますが、ここにはスズメが巣を作る瓦屋根が多いので、多いのかもしれません。スズメをとかく目の敵にする農村ではないことも理由かもしれません。それにあちこちに餌をやる人がいるのです。こっそりやっているつもりでも、スズメがその家の窓などに体当たりして催促するので、バレてしまいます。
ところで、昨日3月18日のNHKニュースウォッチ9のトップニュースは、「オリンピックおじさんの死去」でした。因みに報道ステーションは「レオパレスの施工不良問題」でしたから、何をその日一番の重大ニュースと考えるか、違いがはっきりとわかりました。
NHKは、みんながアプリオリにオリンピックを待ち望んでいるイベントであると信じて疑わないのか、むしろそうであるように誘導しようとしているのか。
あの人、1964年の東京オリンピック以来、毎回オリンピックの現地に応援に行っていたそうですが、大相撲でもほぼ毎日姿がテレビに映っていましたね。「偉い人だなあ」と思う人もいるのでしょう。ぼくはひがみ根性で「ものすごいお金持ちなんだなあ」としか思わないのですがね。