危険じゃないけど気をつけろってどういうこと?
JR福島駅を通ると、西に山が見えます。あれは火山に間違いないだろうと思いながら眺めると、「星の王子さま」の故郷の星にありそうな小さな噴火口まで見えます。山の説明をしてくれる気の利いた車掌さんはいないのかなどと、知らないのを人のせいにしながら通るたびに気にしていたのですが、これがあの有名な吾妻山だと知ったのはごく最近です。 その吾妻山。気象庁が昨年の9月から噴火警戒レベル2(火口周辺立ち入り規制)だったのを、4月22日にレベル1(火山であることに留意)に引き下げました。そして連休が終わった5月8日に、レベル1を継続するが、火山性地震が増えているので活動の推移に注意するように促しています。4月22日は週末から連休が始まる週の月曜日。行楽客への影響を避ける配慮をしたのではないかと疑いたくなるタイミング。 御嶽山の教訓がもう骨抜きになっているのではないことを信じたいけれど。
北朝鮮が発射したのがミサイルなのか。弾道ミサイルだという声もあるなか、日本や韓国などは公式には「飛翔体」と表現。つまり「フライング・オブジェクト」ですね。飛行物体と言い換えてもいい?まさか正体が確認できないほど技術レベルが低いわけでもないと思うのですが(それじゃ本当のUFOだよう!)、政治的思惑で物の名前が変わってしまうなんて。 去年のあの日、酒田市郊外では、小学生や住民に、地に伏せて頭と目と押えて避難する訓練をさせていたのは何だったのでしょうか。(あれは、米ソの核開発競争のころ、アメリカが核戦争に備えて市民に広めようとした方法ですよね。)その数日前に、廃校の裏庭にひしめいていた自衛隊のカーキ色の車両も生々しい記憶です。
この国では、人の命さえ政治や経済の思惑で安く取り扱われるらしいですね。 怒らねば。怒ろう!怒れ!プンプン!
|