雨がやんだので、朝の散歩はカメラ持参。気温は低めの22℃くらいですが湿度が高い。
ここ数日は雨が多く、森は「雨後のキノコ」と言うとおり(言わないか?)夏のキノコがどっと出てきました。そんな中に、おや、あの小さいピンクのキノコは?
ハナオチバタケ(花・落ち葉・茸)ではないでしょうか? 数年前、雨が降り続いた夏、初めて見つけたキノコです。東南アジアのリゾートビーチのビーチパラソルのような風情の、でも妖精様御用達のようなサイズのキノコです。ネットでキノコの画像をくまなく見ていくと、ハナオチバタケというのが見つかりました。ピンクだけでなく紫、赤、ベージュと色が様々なキノコらしいのですが、ここではピンクのものしか見つかりません。さらsに夏限定のキノコらしく、夏は湿度が下がる酒田ではその後見ることはありませんでした。
今朝、このキノコに再会できたということは、今年の夏が天候不順であるということなのかもしれません。
でもハナオチバタケは一部では人気のキノコらしい。しかし……、衝撃の事実が判明。
ハナオチバタケによく似たハリガネオチバタケというキノコモあるらしいのです。笠の裏のひだの数で区別するというのですが、ぼくはそこまでマニアではないので、きれいでかわいければどっちでもいいと思います。
(どうでもいいついでに、春のかわいいキノコにシロキツネノサカズキという長い名前のがありますが、シロキツネノサカズキモドキとういうもっと長い名前のキノコもあるそうです。これも区別がむずかしいのだとか。いい加減にしてほしいです。)
さらに散歩を続けると、かつて市役所の公園課かなにかが「リスの森」という標識を立てた一角でリスに遭遇。地面を走り回り、木に飛びつき、登ったかかと思うとすぐ降りてくるという、いつもどおりの落ち着かない動きに翻弄されてカメラを向けるこちらがあたふたしてしまいました。こちらに近づいてきて観察したりもする無鉄砲ぶり。やはり子どもなのでしょう。最近、ここでは大量のクルミの殻があるので、数匹の子どもと母親が、あるいは兄弟だけが暮らしているのだろうと推測できます。(5月に出会ったあの兄弟リスとは別の場所です。)
そのリスはやがて地面を掘ってクルミを掘り出し、くわえて走り去りました。子どものリスなら、そのクルミは親が埋めておいたものだと思います。
掘った穴に顔を突っ込んでいて、首のない化物のようです。
クルミをくわえ
クルミを両手に持ったのは、ここでかじって割ろうとしたのかもしれません。でも見られているので、走り去りました。