日本郵政グループ
かんぽ生命保険の不適切販売問題や総務事務次官の情報漏洩、ここのところテレビや新聞をにぎわせている日本郵政グループ。
先日、骨折で入院している母に頼まれ、翌日満期の定額貯金の解約に行った時のことです。 ゆうちょ銀行の窓口で、母の状況とそのため代理で解約に来たこと伝えると、わざわざカウンターの外まで出てきて対応してくれたのですが、「わたくしでは判断しかねますので、別の者が」と館内案内のバッチを付けた人が現れ、再度同じ説明をすると「では、ゆうちょの窓口へ」と整理券を渡されました。幸いすいていたので直ぐに呼ばれ、またまた同じ説明。 「明日満期になる定額貯金を解約し普通預金の口座に移す手続きをしたい。代理人の登録はしている」 「しばらくお待ちください」 「代理人登録はされていませんが」 「昨年に簡易保険でしている」 「かんぽ生命とは別会社ですので、委任状がないとできません」 仕方なく委任状の用紙をもらい出直すことに。
翌日、妹が母の書いた委任状を持って窓口に。 「証書の番号が記載されていないので受け付けられません」 妹が、その場で書こうとすると、本人の自筆でなくてはダメ。 「この委任状を見ても分かるように、90過ぎている母は入院中でこれを書くのも困難な状況、代理ではダメなんですか」 そこへ課長と名乗る男が 「では、局員が出向いて立ち会わせていただきますが、今は手すきの者がいないので・・・」 預金証書を見直して、 「これ、今日が満期。だったら解約していただければ、普通預金に入金できます」
何だったんだ。二人がかり二日間も足を運んだのは・・・ 要するに客の要望をしっかりと理解せず、マニュアル通りの対応しかできない。 会社の形態は民営化しても、実態サービスは昔のお役所のまま。
上も上なら、下もした。 「不適切販売」「情報漏洩」も起こるべきして起こったといえますね。
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