4月26日の日曜日、午後の森はいつになく人があふれていました。ステイホームでなまった体をほぐす人が増えたからなのでしょうが、あまり見かけない若い家族連れも目につきました。ひそかに帰省した家族なのかもしれません。そもそも、人が実家に帰省するのに、人目を避けてこそこそしなけりゃならんという事態は、やりきれないなあと思います。
報道されるちょっとした「事件」にも、普段は表面に出てこない東京や首都圏への反感が解き放たれたかのようで、いやだなあと思います。
さて、酒田の森も、野鳥たちがにぎやかです。林床を集団で移動するツグミの仲間たち、シロハラやアカハラ。黒く見えるのは夏鳥のクロツグミかも。
さえずりも聞こえ始め、「キョロン、ツリー」というアカハラだけでなく、「チヨチヨ、ビー」というセンダイムシクイ、「ヒ、ツキ、ホシ」と3拍子でなくエゾムシクイ、クロツグミなどが鳴き始めました。先日はコマドリも。
シロハラ
今朝、松の巨木の高い枝にカモのような姿の鳥がとまっています。まさか、鳩じゃないの?なんて言っていましたが、念のため撮影すると、なんとオシドリです。オシドリは水鳥ながら木の枝にとまり、巣も樹上に作るそうなので、なるほどと納得。(ちなみに、おなじみのオシドリの姿は、冬の姿で、冬以外はこの写真のようにスマートです。
オシドリ
ところで、昨日の午後はこんなカップルに遭遇しました。ルリビタキです。ジョウビタキの渡りはもう終わったのか、見かけなくなったかわりに、このヒタキをよく見るようになりました。
ルリビタキ(メス)
ルリビタキ(オス)
今朝はまたリスに会いました。兄弟同士の遊びに夢中で、いきなり目の前に現れて向こうもびっくり。「ソーシャルディスタンスを守ってね」と言うまもなく、すたこら離れた距離まで逃げていきました。
びっくり
さいなら!