反響 その4 大会組織委員会の顧問を務める茶道裏千家の千玄室前家元(97)が、このほど京都新聞社の取材に応じられ、下記の注目される発言が報じられました。関係者に衝撃を与えるものと思われます。
「五輪を見直し、原点に戻らないといけない。もっと素朴に、本当に選手が自分の修練してきたことを発揮させるような場でないといけない。選手は国のためだけでなく、自分のために記録を出したい。それだけ」
「人の心を、スポーツ界は考えないといけない。一つの五輪哲学を、ここで日本が立てるべきです。延期はちょうどいいチャンス」
「リーマンショック以上の経済危機の時に五輪をやるのかという批判が出てくると思う。反対の声が大きくなれば、大会の中止を検討せざるを得ない」
事態は東京五輪中止に向かい確実に動き出すと思われます。新型コロナの第2波の襲来に備えての対応、とりわけ検査の拡充を含めて、発想の転換が求められておりますが、中止の決定はこの点だけを取り上げても確実に大きく貢献すると思われます。
五輪の今後の在り方についての論議が活発化することが予見されますが、皆様のご指導を心からお願い申し上げます。
反響 その5 6月1日発出の下記BCC発信に対して著名な大学名誉教授より次のコメントが寄せられました。
<東京五輪を中止すべき理由は、「コロナの脅威」ではないでしょう。
古代ギリシャのオリンピアで紀元前八世紀から四世紀まで千年以上続いたスポーツ大会としての崇高な理想が、日本で「利権」と「腐敗」と「放射能」と「ウソ」と「商業主義」で汚れてしまったからに相違ありません。>
5月29日発売の週刊フライデーは 来年7月に延期された東京五輪が、実はすでに中止とすることで決定済みであるという情報を報じております。
(五輪中止は決定済みと報じた週刊フライデーの衝撃 | 新党憲法9条)
http://kenpo9.com/archives/6735?fbclid=IwAR3QNggvDWkfRCNpBf3gKvgsHvDgd3oEMF3Rw1MsJW1T5rxjJncK0S7cS90 同誌は米政府との繋がりをバックに世界展開している大手旅行会社のマル秘レポートの「東京五輪は中止が決定している」という一文を見つけた旨、また中止の理由は次の通りとなっている旨報じております。
①多くの国が代表選手を再選考するための大会を開催する余裕も時間もない
②来年は各国ともに財政立て直しが最優先される
③ワクチンができたとしても世界中に行き渡るだけの量を確保することは困難
④アフリカや中南米などの医療後進国はまだ第一波の真っただ中でこれからが大変
東京五輪問題は新たな局面に入りつつあるようです。
反響 その6さらに寄せられた反響をお届けいたします。
(その1)
著名な大学教授がご指摘の通りと思います。CORONA対策、原発問題解決、さらには今後予測される経済的困窮会社、個人への救済などにオリンピック予算が使われますことを祈念しております。
(その2)
コロナ禍がこれから私たちに何を残していくのか分かりませんが、少なくとも現時点で三つの良いことをしてくれそうだと思っています。
(1)特に横浜の林市長が前のめりになっていたカジノ誘致に手を挙げる業者がコロナ禍で見当たらなくなった。
(2)オリンピック開催のめどが立たなくなった。
(3)リニア新幹線の工事が神奈川県、静岡県で当分目途がたたなくなった。
この3点だけでも私は子孫に負の遺産を遺さなくて良かったと思っています。
(その3)
まさに「世直しコロナ」ですね。
まったく同感です。
今後その照準に収められる可能性があるのは原子力独裁、独裁者、資本主義、地球環境破壊をもたらすもの等々といえそうです。
不道徳の永続を許さない「歴史の法則」に沿うものであることが期待されます。
「人事を尽くして天命を待つ」の意味が実感されます。
村田光平
(元駐スイス大使)