昨日、安倍首相の辞任表明がありました。
正直言って、やっぱり感があります。
１３年前の前歴もありますし、森友・加計問題や桜を見る会の説明回避そしてコロナウィルス対応のドタバタ、ほぼ彼の能力のキャパオーバーで持病が再発したのか、それともそれを口実にしての辞任か、わかりませんが。
それにしても解せないのは、総理大臣は辞任するが、国会議員は辞せず「一議員として頑張っていきたい」と述べたことです。確かに総理大臣と議員ではストレスがかなり違うかもしれませんが、国会議員も国民の代表として委託され重責であることには間違いありません。
何しろ国税から議員報酬、歳費それに政党助成金を合わせれば年間に数千万円もの大金が払われているのです。はたして安倍氏のいう病状で、それに見合う仕事ができるのでしょうか。
今回の辞任劇、持病以外に何かあるのでは、と思うのは下種の勘繰りでしょうか。

　先の大戦において、指導者たちの多くが国民に対して、戦争を始めた責任、無謀な作戦で多くの兵士を死なせた責任、敗戦が確定しているにもかかわらず長引かせ多大な被害と負担を国民に強いた責任を取っていません。国民もそれを求めませんでした。
弱者には寛容であるべきですが、権力者に対しては毅然とした態度が必要です。再び同じ過ちをしないためにも、取るべき責任の追及は正しく行われねばなりません。