コロナだけではない、寒波も第3波。さきほどから頭上で雷鳴がとどろいています。今はまだ気温がプラスで、湿った雪が重そうに降っています。
でも、台風は雷を伴わないのに、温帯低気圧は雷が鳴るのはなんでだろ?と疑問に思いました。雲が水滴でできているか、氷でできているかの違いなのかな? 発泡スチロールのようなアラレの粒々が静電気をためるのか?
日本海側では雷は冬に多く、ドカンと一発、続いて激しくアラレが降り、まもなく収まるなどということがよくあります。真夜中のドカンで起こされ、あとはシーンとなることも。
昨日は青空も見えて、久しぶりに森に行きました。脛が隠れるほどの雪で、散歩というより、スノートレッキングです。
森には見慣れない鳥の群れが。
ミズヒキソウの枯れ株に群がっています。数日前から、ミズヒキソウの周りだけ小鳥の足跡が群がり、干からびた実が散らばっていたのですが、彼らが犯人だったようです。調べると、冬鳥の「アトリ」でした。
最近、朝の散歩ができず、早朝に活動するリスには会えないでいるのですが、そのかわり、小鳥たちを多く見かけました。
コゲラ
アカゲラ
ではこれは?タブの葉陰からこちらをのぞいています。チーチーと陽気な声。
メジロですね。全身隠れていても、目でわかります。
最後に、足跡と雪穴。木から降りてきて「ここだ」とばかりピンポイントで穴を掘り、また木に飛びついて登っています。言わずと知れたリスですね。
以前にも言いましたが、リスが木の実を土に隠し、それを忘れてしまうので、発芽して森を作るのだと言われているのは、たぶん間違いです。リスは陽気だけど決してバカじゃない。隠したクルミを掘り出すのに、あちこち探したりしないのは、しっかり覚えているからに違いありません。きっと多めに隠しておいて、余った実が発芽するのだと思います。この森にも、リスが増やしたと思われる若いクルミがたくさんあります。若くない大きな木も、リスが増やしたのだと思います。(クルミの木は、河川敷に多いのです。川に落ちて流れ着いた実が発芽するからでしょう。そして、水辺から離れた場所に分布を広げるのはリスのおかげです、きっと。)