昨日、夕方のニュースを見ていると「菅首相から緊急事態宣言に関する発表があります」と首相官邸のエントランスにカメラが換わった。

「４都県の緊急事態宣言を２週間程度延長する」と首相自らが発表、なるほど、やっとこの危機的状況を認識したのかと思いきや。
その後の記者団とのやり取りで「私としては、国民の命と暮らしを守るために２週間程度の延長が必要ではないかなと考えている。これは決定ではなく「方向性」であり、知事や医師会、専門家らの意見を聞いた上で、今後、最終的に私の責任で判断をしたい」と。

何だ、これは決定の報告ではなく「今、私はこんなことを考えている」と云う発表？

その後のニュースを見て　“合点”
この発表の少し前に、４都県知事がオンライン会議を終え。夜には東京都の小池百合子知事から延長要請の記者会見が予定されていたようです。

今回の記者発表は、1月の緊急事態宣言の時、「小池知事に出し抜かれた」「遅きに失した」などの悪評があり、それを踏まえてのアリバイ作りか。

何と姑息な、小池知事との間でどんなやり取りがあったか知らないが、この国家的危機の時に私情を入れて、いち（女性）知事と張り合うとは、一国の最高権力者としては寂しい限りです。

この政権は秋まででしょうか。そうあって欲しい！