新型コロナウィルスは、緊急事態宣言、まん延防止策が発出されているにもかかわらず、一向に収束の兆しを見せていません。
その要因は、政府の見通しの甘さ、対策の遅さ、ちぐはぐさなど数々ありますが、その一番に挙げられるのが、国民の政府に対する信頼感のなさにあると思います。
一昨年末、新型コロナウィルスが発生した時から安倍・菅政権がとった政策は、「小中高学校の一斉休校」「アベのマスク配布」「おうちで過ごそう動画」「10万円の給付」「Go to トラベル」「Go to イート」「３回の緊急事態宣言」「不完全なままでの宣言解除」・・・。
これら実施するにあたって国民に抽象的で曖昧な説明と弁解ばかりで、科学に基づいた合理的な根拠を示していません。またワクチンに至っては世界最低水準の接種率です。
なのに「東京オリ・パラ」は断固開催の姿勢を変えていません。
これで、国民に「外出自粛」「営業時間短縮」などの要請をしてもどこまで協力が得られるでしょうか。
事実、繁華街の人出は、たいして減っていません。
まずは菅総理が、国民に納得できるような数値に基づく説明と方針を示し、信頼を回復することが必要ではないでしょうか。

無論「東京オリ・パラ」は中止して！