東京で新たに4058人感染、 過去最多が各地に広がっております。
市民の直観は五輪が原因であると断じます。事態の急変が予見されます。
現にマスコミの五輪中断にかんするタブー破りが見え隠れし出しました。
本日毎日新聞が大阪の女性看護師の心境につき下記の通り報じました。
<柔道やバドミントンの経験がある女性は、これまではテレビにかじりついて五輪を楽しんできたが、今回ばかりは興味を持てないという。「これだけ多くの人が亡くなっている中で五輪を開催することがずっと疑問で、今は怒りに変わってきている。医療現場のことを思うと、五輪を見てリフレッシュできる精神状態じゃない。今からでも中止すべきだ」と話す。>
最近開催された「学者の会」が注目されます。(
https://youtu.be/TVdLCqrCKoA)
<新型コロナウイルスの脅威以上に、科学を軽視した場当たりの政策により生命が失われ市民的自由が奪われ、経済も政治も文化も教育も委縮し衰退しています。日本社会が崩壊の道を突き進む真っただなか、金儲けファーストで開催されるオリンピック。その祝賀資本主義の実体と政治的意図を社会科学によって明快に開示します。>
この「学者の会」について友人から下記のコメントが寄せられました。
<日本はやはり自由、人権、人間尊重に、特にリーダーは配慮する必要があると思います。ギリシヤの哲学者アリストテレスは指導者たるものはフロネシス(賢慮)が必要と述べています。
「価値、倫理について分別をもって最善の判断と行為が出来る知恵」のことです。>
倫理資本主義が言われだす中で、価値、倫理について分別をもって日本一新、世界一新に思いを馳せる人が増えております。
五輪中断の実現が待たれます。
村田光平
(元駐スイス大使)