この『音楽 聴き比べ』で子供の情景からトロイメライは既にアップしてありますが、今回は全13曲を1曲ごとにホロヴィッツとアルゲリッチの2人で交互に聴き比べることにしました。
ホロヴィッツは、この曲を数回録音していますが、今回は最晩年1987年5月ウィーンでのライブ録音を使用しました。最愛の曲をいつくしむような表情豊かな一音一音が実に美しく印象深い。
一方アルゲリッチは、詩情あふれる曲とテンポの速い曲の弾き分けが自然で実に良い。
皆さまは、聴き比べられてどう感じられますか。
ウラディミール・ホロヴィッツ wikipediaより
『ヴラジーミル・ホロヴィッツ』より : ヴラディーミル・サモイロヴィッチ・ホロヴィッツ(Vladimir Samoilovich Gorovits(Horowitz), Владимир Самойлович Горовиц(Vladimir Samojlovič Gorovic/Horovyc), 1903年10月1日 - 1989年11月5日) は、ウクライナ生まれのアメリカ合衆国 アメリカのピアニスト ピアノ奏者である。指揮者 名指揮者として知られるアルトゥーロ・トスカニーニ トスカニーニの娘婿にあたる。ロシア語では”ゴロヴィッツ”と発音するが、ウクライナ語では”ホロヴィッツ”となる。 ホロヴィッツの演奏における音色、技巧、刺激的な熱情は他のピアニストを寄せ付けない。彼が行ったドメニコ・スカルラッティやアレクサンダー・スクリャービンのピアノ作品演奏は伝説的と言われる。その一方で、批判派によれば彼の演奏は一様にホロヴィッツ風の味付けに解釈されており、時には気取り過ぎ、また多くの場合は作曲者の意図(強弱、長短、速度など)を歪曲して弾いている。こういった事はホロヴィッツであるから許されるのであって、他のピアニストが行うと非難の的となるであろう。
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マルタ・アルゲリッチ wikipediaより
マリア・マルタ・アルゲリッチ(Maria Martha Argerich, 1941年6月5日 - )はアルゼンチンのブエノスアイレス出身のピアニスト。現在、世界のクラシック音楽界で最も高い評価を受けているピアニストの一人である。 ブエノスアイレスの中産階級に生まれた。父フワン・マヌエル・アルゲリッチは経済学教授や会計士を務めて、 その祖先は18世紀にスペインのカタロニア地方からアルゼンチンへ移住していて、アルゲリッチはカタロニア出の姓である。母フワニータ(旧姓ヘラー)はベラルーシからのユダヤ系移民の二世だが、ユダヤ教からプロテスタントに改宗していた。 保育園時代に同じ組の男の子から「どうせピアノは弾けないよね」と挑発された時やすやすと弾きこなしたことがきっかけで才能を見出され、2歳8ヶ月からピアノを弾き始める。5歳の時にアルゼンチンの名教師ヴィンチェンツォ・スカラムッツァにピアノを学び始める。 1949年(8歳)、公開の場でベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番ハ長調作品15を演奏した。 |