昨晩、小学校以来の友人とコロナ禍の制限解除後、初めて外での飲酒。
しかも久しぶりとあって、かなりの深酒。
それでも9時前には鷺沼駅に到着し、いつもですと10分の行程を歩いて帰るのですが、始発のバスがちょうど出発間近だったので、飛び乗りました。
まだ帰宅時間か、満席で数人が立っている状態、やむを得ず車の中ほどに入り、つり革に捕まった時、後ろから肩を叩かれました。
振り返ると中年の女性（マスクをかけているので詳しくは分かりません）が座っていた席から立ち上がり席を譲ってくれようとしているのです。そのとたん隣に座っていた青年も立ち上がりました。
「二つ目の停留所で降りますから、結構です」と断ろうとしたタイミングを逃し、お礼を言って腰掛けてしまいました。隣の席は空いたまま、前に立っている二人と座っている私。
何ともばつが悪い雰囲気。
ふと考えてみると何故席を譲ってくれたのか？
自分では自覚していないのですが、よぽどの年寄りに見られたのか？
もしかしたら酔っぱらって足元がふらついていたのか？
席を譲ってもらって、しかもそこに座ってしまった。73年の人生で初めての（屈辱的）経験・・・。
などと考えているうちに降りるバス停に、立っている二人にお礼もそこそこに、逃げるようにバスを降り足早に立ち去りました。

「敬老の日」孫からのプレゼントに続く、現実を突きつけられたショッキングな出来事でした。

自覚の欠如