最近会った小鳥たち。
ジョウビタキは冬鳥として人気がありますが、庄内地方は旅の通過点にすぎません。森は渡り鳥の「道の駅」なので、春や秋には様々な鳥を見かけ、ジョウビタキも雄雌別の群れでやってきます。1羽見かけると、数日は何羽か見かけることになります。
写真は雄のジョウビタキ。ジョウは能面の「黒尉=こくじょう」(老人を表します)から。ヒタキは、カッカッカという鳴き声が火打石の音に似ているとされ、おそらく「古事記」のヤマトタケル東征のエピソード、御火焚きの翁(みひたきのおきな)との連想からと思われます。
モズ。小学生のころ、秋になると校庭のアオギリでモズが鳴きました。高鳴きというそうですね。タカの仲間ではないけれど、小さな猛禽類という風情です。
つい先日、枯れ枝を積み上げたところでチャッチャッと鳴く小鳥がいました。ウグイスが笹鳴きしているのだと思ったのですが、目を凝らすと、もっと小さなこげ茶色の鳥で、尾羽を高く上げています。ミソサザイでした。ミソサザイはさえずりが美しくしかも長いので、いつ息継ぎするのだろうと心配になるほどです。でも、この森でミソサザイを見たのは初めてです。今はさえずるはずもなく地鳴きしていたわけですが、写真ではさえずっているように見えますね。
ところで、最近電波が気になります。電波って見えないから不安のタネになるのでしょう、統合失調症などで電波が関わる妄想にとらわれるケースが多いと聞くのでちょっと心配です。
2か月ほど前のある日、カーラジオが雑音で聴き取れなくなりました。それまでも、交差点やNTTのアンテナ付近、ハムのアンテナ近くなど、雑音が入る場所がいくつかあったのですが、この日以後、どこに行ってもほぼ雑音という状態になりました。しかし、場所によって、あるいは時間によってなのか、突然クリアになることもあり、ラジオの不具合ではなさそうです。
それがつい先日、急に元通りになりました。何があったのか?
このあたりは先日から5Gが使えるようになったと宣伝されています。このことと関係があるのか?それならそうと言ってくれそうなものなのに。それにしても、電波が目に見えるものなら、現代って大変なことになっているのだろうな? 我が家でも、パソコンを起動するとラジオに雑音が入って聞きづらい。AMラジオは終了するというウワサだから、そうしたら解消するのかな?でも、それ以外のさまざまな電波が家の中を飛び回っているのだろうな。
もうひとつは、ぼくのケータイ(ガラケー)の時刻が2分早くなってしまったことです。修正しようとしても、時刻の情報は人工衛星からもらっているので自動化されていて、手動では直せないらしいのです。どうせアナログな生活習慣ですから、まあいいか、送れるよりは進んでいた方が害がないし、とあきらめていました。それが先日元通りに。
たしか、数個の人工衛星が打ち上げられたというニュースのしばらく後だったような。そういえば、その衛星でカーナビの位置情報がより詳しくなるとか言っていたな。詳しくなるどころか、交代する前の衛星が不具合だったのではないかな? そうならそれも言ってほしかったな。知らんけど。