ゴルフを始めて四十数年、今回初めてゴルフ スクールに通い始めました。
義父に勧められ、お古のクラブセットをもらったのが始まり。レッスン本を見ながら打ちっぱなしで練習。当時はニクラス、パーマ、プレーヤーが全盛期。日本では青木、尾崎、村上が活躍、中嶋が頭角を現し始めたころ。女性では樋口久子がスエー打法でアメリカ メジャー制覇。
そんな時期に初めたので、テイクバックで右足に体重を乗せフォワードスイングで左足に移動、フィニッシュは逆Cの字。そんなのを真似しながらの自己流でした。
それでも会員だったコースで月例に毎月出場し、目標のオフィシャル ハンデが9に、俗に言うシングル プレーヤーになりました。
その途端、ゴルフ熱が冷め、年に数回のお付き合い程度になり50才以降はほとんどやる機会もなくなりました。
65才になり自宅で仕事をするようになってから、友人に誘われ年に二・三度コースに出るのですが、まったく飛ばなくなりドライバーで200ヤード、それよりもスコアがまとまらず100叩きが当たり前になってしまいました。
練習場でワンポイント レッスンも受けてみたのですが、その時は若干修正されるのですが、根本的な改善にはなりません。
年でしょうがない、もう潮時かなと諦めかけていた時。ネットで目にしたゴルフ スクールの無料体験の広告。
早速、レッスンを受けてみました。
6打席ある室内練習場でそれぞれがタマを打っていると一人づつ呼ばれレッスン エリアへ、そこでスイングをすると即、大画面に正面と後方向からの動画が映し出され、問題点を指摘、再びスイング。常に動画を見ながらの約5分間レッスンを受け、自打席に戻り指摘を受けたところを反復練習。その成果の確認でもう一度5分間レッスンと非常に効率よく進められていました。
ところで、その指摘とは、ゴルフ理論が40年前とは全く変わっており、先に書いた体重移動の観念などなく、背筋を軸に回転させる、そのための下半身の使い方など、かなり違うものでした。
レッスン プロ曰く、道具の進化があるのですから、それに合った打ち方があります。
長年しみ込んだ体の動きを変えるのは大変ですが、人生最後のチャンス、エイジシュート目指して頑張ってみようかと思っています。
※ エイジシュート:スコアーを年の数で上がること