今朝も何時ものように5時前に起床し、ラジオを聴きながらディスクワークをしていると気象情報で「関東地方は5時36分ごろから南北へ国際ステーションが通過します」とのアナウス。窓から空を見ると快晴、これは絶好のチャンスと一眼レフカメラと三脚を用意。
しかし星空撮影は初めて、レンズや露出はどうしたらいいのか皆目見当がつかず。
取り合えず、24mの広角レンズを装てん、ISOを1600、絞り8にしてルーフバルコニーに出ると、西の空に満月が煌々と照っているではありませんか。
これはまずい!この月の明るさでは長時間露光は無理かな?
急遽、暗闇の中でISOを400、絞りを22に変更し三脚に取り付けていると南西の空に惑星より遥かに明るい物体がこちらに向かって来ます。
慌てて、シャッタースピードをバルブしケーブル リレーズを付けて構えたのですが、カメラを上に向けているためファインダーを覗くことができず、見当でステーションに向けレリーズを押し続けました。はたして何秒ぐらい露光したらよいか・・・?
そうこうしている内にステーションは真上に。
カメラを真上に振り向けて、レリーズを押し続け約1分間露光。
今度は北東方向にカメラを構え直して露光。
ふと気づくと遠方で数は少ないのですがマンションの窓明かりがファインダーに入り込んでいました。こりゃあダメだ!
思案する間もなくステーションは北東の空に消えていきました。
そして、成果というと、このノートに掲載できるようなものではなく即、消去してしまいましたが、後で考えてみるとパソコンのソフトで増感するやり方もあったかと。しかし消去後では後の祭り!
氷点下、数分のドタバタ劇でした。
しかし、あの朝日を浴びた国際ステーションの中で、各国の人々が協力して研究しているのかと思うと感慨深いものがあります。
※そういえば、昨年もISSを見たような?探してみると有りました12月22日の二日違いでした。
ISS