ここ数年かけて開発中のウェブサービス『めざせ健康！ 寺 神社巡り tjg.jp』のテスト歩行している時のことです。
現在いる場所を起点として近くの寺神社10か所の方向と距離が併記して表示されるのですが、その中に「驚神社（おどろきじんじゃ）」という名の神社がありました。「驚」？？？　「鷺」か何かの入力ミスだろうと帰宅後ネットで調べてみると、なんと「驚神社」在りました。しかも自宅から田園都市線で二つ先のあざみ野駅の近くにです。
今日、風もなく穏やかの日よりなので、テスト歩行を兼ねて「驚神社」を確認に出かけました。『めざせ健康！ 寺 神社巡り』のコンパスによると西へ直線で1,650ｍです。しかしこの辺りは坂道が多く土地感もあまりないので、3,000m以上の行程で40分ほどかかりました。

参道はかなり急な長い階段ではありましたが、別に驚くほどのではありませんし、本殿もどこにでもあるようなものでした。取りあえず参拝を済ませてから、神社名「驚神社」の由来はどこにあるのかと探してみると「由緒」なる看板をみつけました。

それによると［当神社は馬を大切にする意から、馬を敬う（うやまう）即ち「驚」がついたものと云う］だそうです。　
何と？？？

　帰宅後、またまたネットで「驚」の字の由来を調べてみますと、上の「敬」とは、体をひきしめてかしこまる、という意味で、「驚」は「馬がおびえて体を突っ張る意」とありました。

　神社の「由緒」はかなりのこじつけですが、当時「馬」は農耕や交通手段に重要だったのでしょう。
取りあえず一万歩、歩けたことと合わせて、納得の一日でした。