先週、駅近くの内科医院で「高齢者の無料ガン検診のお知らせ」というポスターを見かけ、その「無料」に引かれ早速、検診を申し込みました。
予約日は翌週の月曜日

　その前日の日曜日の朝、目覚めると喉が痛い。あれ、風邪をひいたかなと薬箱からルゴールを探し出し、シュッシュ。いつもなら半日も経たずに軽くなるのですが進展がありません。それよりも家内も熱があると起きてきません。
えっ、もしやコロナ・・・と頭をよぎりましたが、まさか。この一週間、ほとんど外出もしていないし、まして長時間誰かと一緒にいたこともないしと自問自答を繰り返していました。
　そして検診日の朝、一向に良くならないので、医院に迷惑をかけてはいけないとに電話で状況を説明し、検診に行っていいかを問うと「予約時間に来てください」とさりげない回答。
訪院すると「まずは抗原検査をしましょう」と鼻に綿棒を突っ込まれ。その後にガン検診、胸のレントゲン、胃カメラの検査のために麻酔注射・・・。
ふと気が付くと、いつの間にか寝ていたとみえ「起きれますか、ふらつくかも知れませんので、気を付けてください」「ガン検診は終わりました」間をおいて「コロナは陽性でした」と事務的に言われ。まだ半分寝ているのか、「10日間は外に出ないでください」と言われても状況を十分に理解できずに「はい、ありがとうございました」
支払いを済ませ外に出て、あっ、治療はどうするの、せめて治療薬はと疑問が湧きおこってきましたが、今さら戻ることもできず、後で電話で聞こうとそのまま帰宅しました。
その後、支払いの時渡されたパンフ［新型コロナウィルス感染症　自宅・宿泊療養のしおり］を思い出し開いてみるとそこには「療養のための質問票」「神奈川県療養サポートへの登録」がQRコードと共に記載されていました。それによると隔離中はLINEを使ってサポートセンターと1日1回のやり取りをするとのことです。
すべてがシステム化され、随分と便利な世の中になったものですが、LINEを使ってのやりとりとは、ロボットと会話をしているみたいで病人にとっては味気ないようにも思います。

　ここのところコロナ感染者数が急激に増えているとニュースでは耳にしていましたが、今日のコロナ感染者数81,655人、その中の1人が、まさか自分とは・・・。

　それにしても、どこで感染したのかな？