2月10日発出BCC発信を受けて、このほどローマ在住の楠本淳子様から下記メッセージが寄せられました。
なお、2月10日に東京都都市計画審議会は都市開発のためにと言う名目で神宮外苑の樹齢100年の樹木1000本を伐採すると言う決議を発表しましたが、これに対して楠本様は神宮外苑の1000本の樹木を救うために反対の署名活動を始めておられます。
楠本様は東日本大震災が起きる少し前に祝島の反原発活動の事を知り、それから反原発に関わっている方で、2018年には2022年東京オリンピック反対の活動を小出裕章先生に協力して行なった方です。
[地球レベルで人類に環境保護が早急かつ必須の課題として与えられているこの時代に、従来の自然を保護しながらでの都市計画を考えこそすれ、自然を破壊してでの都市計画など時代の流れに逆行した、先を見極めるビジョンにもセンスにも欠ける愚計画としか思えない]との下記メッセージに見られる指摘には強く賛同いたします。
つきましては、皆様の楠本様の署名活動に対するご理解とご支援をお願い申し上げます。
なお署名リンクは以下の通りです。
https://www.change.org/Save-1000trees-jingugaien-tokyo 村田光平
(元駐スイス大使)
神宮外苑の1000本の樹木を救うために 引用元:楠本淳子様からのメッセージ
村田先生、お元気ですか? イタリアの楠本淳子です。
いつも村田先生からの発信、そのご活躍に、感心するとともにその情熱に勇気をもらっています。
さて、村田先生もすでにご存知だと思いますが、2月10日に東京都都市計画審議会が都市計画と称して神宮外苑にある1000本の樹木を伐採すると決議しました。跡地には言うまでもなく、当然の如く高層ビルが建ちます。この伐採予定の木の中には樹齢100年の木もたくさんあります。
すでに、セメントの箱だらけの東京にこれ以上の高層建築は必要ないと考えますし、ましてや日本だけでなく、もはや地球レベルで人類に環境保護が早急かつ必須の課題として与えられているこの時代に、従来の自然を保護しながらでの都市計画を考えこそすれ、自然を破壊してでの都市計画など時代の流れに逆行した、先を見極めるビジョンにもセンスにも欠ける愚計画としか思えません。これはまさに都市計画と言う汚い衣を纏ったただの金儲けが目的の都市破壊です。
彼らが勝手に金儲けするのなら、賄賂でも汚職でももうなんでもやってくれと言いますが、今回のように木々の命がかかっているとなると黙って見ているわけにはいきません。
それも樹齢100年の1000本の樹木です。 という事で、反対の署名活動を起こしました。
署名などに彼らがびくつくとは思っていませんが、微力な私たち国民が唯一できることです。 少なくとも私たちの意思は形にして突きつける必要があると考えます。 先生は今回の事をどのように捉えられていますか? もしご賛同いただけるのであれば、お力を貸してください。 お願いします。
そして、先生に署名以外で何か良い案がありましたら、教えてください。 1000本の樹木の命は絶対に何があっても救いたいのです。
署名のアドレスは以下です。
https://www.change.org/Save-1000trees-jingugaien-tokyo
日本はまだまだ寒いようですが、今年のヨーロッパは春が早くこちらはもう春の陽気です。 お忙しく過ごしていらっしゃる事と思いますが、どうぞくれぐれもご自愛下さいますように。
楠本淳子 |