最高気温
2008年から始めた天気予報ダービー 毎朝5時30分時点での各報道機関の天気予報を記録して、翌日気象庁から発表される気象結果との差異を数値化して競うというゲーム企画。14年経った今でも事業化できていないのですが、今もって朝5時前に起床しネットでNHK、日テレ、TBS、フジTV、テレ朝、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、Yahooの9社の全国6都市の天気予報をエクセルに書き留めています。 各社どこも日本気象協会、ウェザーニュース、ウェザーマップからの情報を基に各気象予報士が予報しているようで、同じ情報源でも微妙なズレがあります。 これが面白い! そこに何か規則性なりクセがないかと見守っているのですが、未だにこれというものは見つからず、ただ惰性で続けている次第です。 一昨日22日の予報で異変がありました。 東京の最高気温が北の高気圧から吹き降ろす風のせいで各社4度、5度と低いのに対してNHKが10度という数値を出しているのです。これは何かの間違いではないかと何時もとっている千代田区だけではなく周辺の中央区、港区も見てみたのですが同じような数値なのです。 興味津々、翌日の気象庁の発表を楽しみに待ちました。 そして、気象庁の「過去の気象データ 3月22日1時間ごとの値」の気温では、1時:8.8度 6時:4.9度 12時:1.9度 18時:2.3度 24時:1.3度でした。 一日の最高気温が何と夜中の1時の8.8度でそこから下がり続け昼12時に1.9度を記録していました。するとNHKの最高気温10度が概ね当たっていたということになるのかな? 待てよ、朝6時の予報で本日の最高気温を過去の数字を出すのも何か変? そこで、「最高気温」とは何ぞやと調べてみると 「気象庁の予報用語では、日中の最高気温(9時から18時までの最高気温)。 ただし、備考に「発表時刻により異なる場合があるので時刻または時間帯を明示する。新聞等では、最高気温は当日0時~15時、最低気温は前日21時~当日9時を対象とした値を掲載していることが多く、地上気象観測統計とは異なる場合がある。」とありました。 一般に人が天気予報に求めるのは気象データではなく今日これからどんな天気、気温はでないでしょうか。それによって傘の有無、服装の選択です。 NHKがどういうつもりで当日の過ぎた最高気温を発表したか聞いてみたいものです。
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