「かわさき市民アカデミー」音楽講座（4月～７月）１２回を先月末に皆勤で受講を終了しました。
　講座名は『シューベルトの魅力、再発見！』　まさしく私にとっては再発見でした。
講師が、家内の中高生時代の親友のパートナーということもあり、より興味深く熱心に受講することができました。
シューベルトといえば、「美しき水車小屋の娘」「冬の旅」に代表される「歌曲の王」、ピアノ曲が好きな私には、二組の即興曲や後期のピアノ・ソナタ３曲ぐらいしかあまり注目していませんでした。
今回の講座で、３１年の生涯で千曲を超える作品を残しており歌曲やピアノ曲に限らず交響曲・器楽曲・オペラ・宗教曲まで幅広く作曲していたのを知りました。
また、古典派を代表するベートーヴェン、ロマン派の先駆けシューベルトとのイメージを持っていましたが、ベートーヴェン1827年没、シューベルト1828年没、しかも活動拠点はウィーンと同時代、同じ場所で活躍していたのです。
ただ誰でもが知っている「未完成交響曲」のように未完成の作品も多かったようですが・・・。
　これを機に私のレコードライブラリーを再点検してみると「アルペジオ・ソナタ」「交響曲グレート」「弦楽四重奏ロザムンデ・死と乙女」「ピアノ五重奏ます」など有名な曲が結構あるのを再発見。
バッハやモーツァルト、ベートーヴェンのように作曲家を意識して聴くより、曲本位で聴いていたのだなと再認識した次第です。
　この暑い夏、しばらくはシューベルトに没頭してみようかと思っています。