今朝は珍しく快晴で無風でした。当然、真冬の関東地方のような放射冷却になり気温は氷点下2度くらいかな? 予報では-4℃でしたが、その時間は過ぎていたのでしょう。
昨日は気温が緩み、積もった雪の表面が解けて再凍結し、歩行者にも車にも危険な状態でした。
今朝は凍った雪の上を夜中の新雪が覆っていて、生き物たちの足跡がくっきりと残る好条件でした。晴れているので早く明るくなり、リスたちはいつもより早めに活動を開始したようです。私たちが言った8時前後には足跡が残るばかりでした。
他にもタヌキらしい足跡、キツネらしい足跡をたくさん見ました。ネコかもしれない足跡も。イヌ科のタヌキとキツネはよく似ています。指が4本、長い爪があります。
タヌキはうろうろと徘徊し、複数であることも多い。キツネは単独であること。左右の足が重なるような足跡で、ほぼまっすぐに歩くのも特徴です。ネコは爪がなく、梅の花のような形。
今朝は奇妙な足跡を見つけました。
指が5本です。前川の2つは右を前にして斜め、後ろ2つは左を前にした斜め。そして前の左側と後ろの右側が重なっているので、足跡は3つしかないように見えます。(ややこしいので写真を見てください。)こんな重なり方をするのは、この動物が体を曲げて走っているのだと思います。たとえば、テレビで人気のカワウソなどの走り方を思い出してください。長い体を折り曲げるようにして斜めに走ります。
実はこの足跡があったあたりで、何度かハクビシンを目撃しています。この足跡はそのハクビシンのものではないかな?
また別の場所では、キツネの足跡とリスの足跡が交差していました。
もちろんここを通った時間がずれていて、ご対面にはならないのでしょうが、命の交差点という感じがします。