ここのところ初夏を思わせるような乾燥したさわやかの気候、しかも風がない日など、この環境下でおたすけホルダーの塗装を挑戦してみたらどうだろうと、ふと思い立ったら止まりません。 よせばいいのにおたすけホルダーの41,42作目の制作にかかりました。
通い慣れたホームセンターで3mm、5mm厚の木材を購入し、机の引き出しから設計図を引きずり出し、使い慣れた工具で切断、溝堀り、ヤスリ掛けと制作を開始。
なにせ、2020年2月から試行錯誤しながら40個を制作しているのですから手慣れたものです。
さて、ここからが本番、以前東急ハンズの相談員に塗装は下地処理で決まりますとアドバイスを受けています。先ずは240番の紙ヤスリをしっかりかけ砥粉で目止め処理、その上からサンディングシーラーでさらに目止め、400番の紙ヤスリをかけた後、布で削りかすを綺麗に拭き取り下地処理の完成。
再度、ホームセンターに行き塗料を物色、合成うるしも考えたのですが、今回は手間がかからない水性エアゾールペイントのつや消しの黒を購入。つや消しなら仕上げのコンパウンド磨きが省けるだろうと云う安易な考えからでした。
組み立てる前に二つで20点からなるパーツを下塗装し、充分に乾燥させてから木工ボンドで接着させながら組み立て、接着剤が乾いてから接着面の調整。
サイズが大きくはみ出た部分を小型カンナとナイフで削りヤスリ掛け。隙間が空いた部分にはパテをうめてヤスリ掛け、最後に全体をサンディングシーラーでさらに目止めして400番と800番の紙ヤスリをかけて最終塗装を待つだけに仕上げました。
塗装作業はルーフバルコニーでやるため極力風のない日を待ちました。
そして昨日、天気は快晴、予想最高気温23度、風なしの絶好のコンディション到来。
新聞紙を十数枚使って周りを目張り、エアゾールペイントは作品からできるだけ放して噴霧するので周りを汚さないようにするためです。これも今までの経験からの知恵。
午前8時塗装開始、できるだけ均等にむらなく塗装するために薄く噴霧して完全に乾かないうちに上から再度噴霧。この塩梅が難しい、それを5回・6回と続け午前中いっぱい掛かりました。
そして、その成果は下の写真
目論み通り、つや消しペイントのせいか素人っぽい塗りムラはありませんが、前作の合成うるしと比較すると深みというか重厚感がありません。つなぎ目の処理などあと一歩のところもあり、全体的には70点と自己評価、まだまだ改善点の余地があります。
さて、再挑戦をどうするか思案のしどころです。
合成うるし 01
つや消し 01
合成うるし 02
つや消し 02
合成うるし 03
つや消し 03
おたすけホルダー(バインダー)
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