引っ越して18日が過ぎました。大量にあふれ出ていた荷物も多数を廃棄し、ほぼ収納完了、先日初めて来客、孫二人も宿泊させ無事に小学校と保育園へ登校登園させました。
しかし、引っ越し当初から解決できない問題がひとつ残っている、それはインターネットです。
今回の引っ越しを機に契約先をauからdocomoに替えたのですが、それがまずかったのか、ONUというモデムだけを入れ替え、他のルーターやハードディスクは今まで通りに配線したのですが、繋がりません。
まず、一番問題がありそうなルーターのメーカー、バッファローのお客さま相談室に電話をして初期設定のやり直しや本体の再起動など三日間にわたり電話で指導してくれたのですが・・・。
設定しなおした当初は正常に起動するのですが、翌朝になると繋がりません。最後は「当社の製品には問題がないと思われますので、ドコモさまにお問い合わせください」と引導を渡されてしまいました。
仕方なくドコモに連絡「それはお困りでしょう。担当部署に連絡を取り、お電話を入れさせますが、お住まいはどちらになりますか」東京都杉並区と答えると「では、NTT東日本から連絡がいきます」
は はぁん~ドコモが窓口になってNTTのインフラを使ったサービスかと納得。
数十分後にNTT東日本の担当者から電話。故障状況を話すと明日お伺いしますと明快な答え。
翌日、若い工事担当者が訪れ、設置したばかりのONUを新しいものに交換、他にもその周辺のコンセントやコネクターをすべて交換して「これで様子を見てください」とそそくさと帰っていきました。
これで安心と安堵したのですが、翌朝になるとまったく同じ症状がでて、9時を待って修理明細書に書いてあった番号に電話をすると昨日と同じドコモのお客さま相談室、状況と経緯を説明すると前回と同じくNTT東日本の担当から連絡させます。
こちらの日程都合もあり三日後に来ることに決まり、前回より年が行った工事担当者が来ました。家内の機器を一通り見た後マンション内の配電盤などを点検して廻り、「特に異常は見うけられませんが、症状が出た時、電源の抜き差しをしてみてください」と言い残して帰っていきました。
本当に大丈夫かいと疑いつつもどうしようもなく、翌朝を待ちました。
しかし案の定同じ症状、その症状を詳しく説明すると前の晩まで使っていたメーラーなどは起動し新しいメールなども受信するのですが、新しいタブを開いて検索先を指定すると「このサイトにアクセスできません」と出てしまうのです。その先が大手のYahoo!であろうがGoogle Mapであろがダメなのです。もちろんONUとルーターのパイロットランプは4つ正常に点灯していますし、パソコンのWiFiのゲージもフルを表示しています。
確かに昨日の担当者が言ったようにONUの電源コンセントを抜いて暫く置いてから差し込むと正常に復帰することもあるのですが、そんなことを度々するわけにもいかず、再びNTT東日本の修理明細書に書いてあった番号に電話。
しかし、またドコモに繋がり、そこからNTT東日本へ「当社の機材や環境には問題がないと思われます。プロバイダにお問い合わせなりましたか」
そこで初めてドコモから届いていた[重要事項説明書]なるものを見てみるとdocomo のロゴと並んでOCNのロゴが・・・。
どうなっているの?

インターネットで調べてみるとOCNとはNTTドコモが運営するインターネット接続サービス、またはそのプロバイダの名称のようです。
つまり、ドコモが表面に立って営業窓口になりNTT東日本・西日本の設備インフラを使いOCNが接続サービスをやっているという構図のようです。
だったら最初にOCNに繋げよ!
早速、OCNに問い合わせると1つの解決策はOCNが提供する無料レンタルのルーターに替えてみる、2つ目は自動接続IPOEを一時解除してPPOEにしてみる、と難しい説明。
取り合えず、簡単そうな無料のルーターを送ってもらうことにしました。
果たして、この苦闘2週間に決着がつくかハラハラものです。
まだ解決はしていませんが、そもそもドコモのお客さま相談室に電話をした時、先ずはOCNに繋いでくれればもっと早くどうにかなっていたでしょう。
今、日本郵便の点呼不備問題がニュースの話題になっていますが、NTTも元をたどれば日本郵便と同じ、戦前の逓信省。
お役所仕事の縦割りの悪弊がいまだに続いているのかな?
結果はまた報告します。