灰褐色の冬毛になりました
巣材集め

郵便局のATMを使ったとき、現金などを入れるための封筒がATMの右側にあり、その束から1枚を取り出すことに苦労しました。左利きなので、デリケートな作業は右手ではうまくいかなかったわけです。窓口で「封筒を何枚か左側に置いていただけると、左利きとしては助かるんだけど」と言うと、考慮するという返事。しかし翌月も封筒は右側にしかなく、苦情を言ってカスハラと言われるのもなんだなあと思い、すごすご帰りました。
先日、書店をのぞいたら、「左利きの言い分」という新書があったので購入しました。すると連れ合いが「また左利き?」と言いました。
たとえば小学校の家庭科で、左利きが理由で成績を「1」にされた悔しさ。書写の時間、墨を左手で磨っていたら、担任が怖い顔をして無言で硯を右側に置きなおしたこと。JRの改札機にSUICAをかざすとき、つい右手に荷物を持って左手でSUICAをかざすために、体がねじれてしまうこと……。長年一緒に暮らしていても、左利きの感じるストレスの大きさは、なかなか分かってもらえない。それもまたストレスなのですが。
左利きでよかったことを強いて挙げれば、言わなければ気づいてももらえないので、声に出して言うことが性分になったということかな?そしてまた、みんなが言うこと、考えることとは別の側面に気づいたり、考えたりする習慣が身についたということ。
昨夜、ニュースの途中でラジオを消してベッドに入りながらふと考えたのは、高市のあの発言は「うっかり失言」などではなく、確信的なものだったのではないかということ。まあ夜思いつくことは、副交感神経のなせるわざか、昼間になると褪せてしまうものですが、忘れないうちに書き留めてみます。
アベノミクスを引き継いだ「積極財政」とは、赤字国債も気にしないで紙幣を必要なだけ刷り、経済を活性化させるということのように聞こえます。でも、安倍元総理がトランプと仲良しだったこと、高市もそれを引き継いで、トランプと仲良しだとアピールしている裏にあるものって何だろう?
トランプはパレスチナやウクライナの停戦交渉さえ、ディールだと考えている。つまり商取引きです。あれほどの人命が失われても。 資本主義経済って、つまり物を売り、それが消費され、また供給する。資本主義経済にとって戦争ほど効果的なものはない。ベトナム戦争がなければ昭和の高度経済成長はなかった。今ではだれも言わないけれど。トランプが戦争を嫌っているように見えるのは、アメリカが巻き込まれたくないだけのように見えます。
その文脈で考えると、高市発言はあえて緊張を作り出し、それを背景に防衛に関する法律をさらに改正する、兵器を作らせ、また外国にも売る、憲法も改正する。私たち以上に戦争を知らない安倍、高市世代、つまり今の政治家のほとんどの世代は、戦争を弄んで、手っ取り早く国を豊かにしようなどと考えているのかもしれません。
トランプが自国を戦争に巻き込みたくないのは、ベトナムやイラク、アフガニスタンに派兵し戦った結果、戦争の特需は一時的なもので、むしろ国を疲弊させ、社会をぼろぼろにしてしまったことをよく知っているからなのでは?
囲碁も将棋もちんぷんかんですが、高市発言は、うっかり間違えたところに駒を置いたのではなく、確信的な一手だったのではないかと思えてきたのでした。あぶねえあぶねえ。
深夜思いついたアイディアは、翌朝は色あせて見えるはずなのに、今朝思い出したら、あれれ、本当にそうかもと思えてきてしまいました。どうしよう?