6月に酒田市中心部に現われた熊は、寺の床下に居座り、包囲された末に捕獲されて山に放されました。しかし、今月横手市で捕殺された熊のDNA検査をしたところ、酒田で話された熊のものと一致したそうです。酒田市の山奥だと考えた先が秋田県だということは、考えなかったのだろうかと、ちょっと気になりました。そして半年後の今なら、酒田市側も山に放すということにはならなかっただろうと思います。秋田では何人もの人が熊に殺されていて、山形でも被害が増えています。
今月になって、私たちの散歩コースでも熊の目撃情報が相次ぎました。18日早朝には港を一望する名所、日和山で目撃され、その後、海岸近くの住宅地を移動しながら、散歩コースがある光が丘公園、万里の松原と、その近辺の住宅街に姿を現しました。
私たちは知らずに散歩していたのですが、駐車場に戻るとパトカーの警察官から声をかけられました。
翌朝とその次の日も、目撃情報が相次ぎ、熊は旧酒田市街を囲むように流れる新井田川と、その流れを北港に分ける幸福川に沿って移動している様子です。
21日と今日22日にはまだ情報がありませんが、散歩はしばらく休んだ方がよさそうです。というのも、熊はいつも行く森でも目撃されていて、そこには豊富なクルミがあることを知ってしまっただろうと思うからです。人間でも大量のクルミを拾って帰る人がいるほどですから、「せっかくリスが植えたクルミだから、遠慮しなさい」と言っても熊は聞き届けないでしょうから。
以前埋めた地中のクルミを探すリス

いまのところ、その熊による被害は報告されていないのですが、それは熊が人を見てもパニックを起こさないためだとも思えます。町になじんでしまった熊なら、なおさら見逃すわけにはいかないので、殺されてもしかたないと思います。(害虫などに使う駆除ということばは、あまりに軽くひびくので敢えて使いません。)
でもその前に時分から帰ってくれればいいのですが。しかし、もう帰ってしまったということは、どうしたら分かるのかな?