晩酌のあてに『梅干し』が…
今夜の発見です。味覚再発見。意外なほどに日本酒に合うのです。
お金がない、あるいは所持金が心もとない…となれば、酒の当てを変えるまでのこと。
スーパーの営業の閉店に近い時間帯に買い物をします。
『半額』のレッテル、もとい、半額のシールが,貼られているパックに入った惣菜やら弁当やらのコーナーをざっと見ます。私流に言いますと「半額反応ショッピング」といいます。
たんなる節約経済というのではなく、市民運動としての廃棄前食品の購入消費、という意識でもう長いこと以前から実践行動してきていました。
そうこうしていましたらこの間ラジオのトーク番組で小耳にはさんだのですが『フードレスキュー/私をおうちに連れてって』というキャンペーンが始まっているらしい。
なんでも、連日店頭で売れ残った食品の廃棄処分される総量が膨大なものらしく、これに対して賞味期限間近であってもまだまだ十分に食べられる食品群に対して起こしたアクションらしい。
いい訳でもなく強がりでもなく私のささやかな市民運動(半額ショッピング)は「フードレスキュウ」でもあったのです。
たまたま今夜はお金も乏しかったし、悠長に買い物する時間も作りそびれていました。
そこで、冷蔵庫に備蓄していた『梅干し(正確には梅漬け)はちみつ漬け』を酒の肴に、あと、たべるにぼしをつまみに軽く晩酌しました。
そしたら、日本酒に『梅干し』が思いのほか似合うのです。
梅干し(紀州南高梅)は店頭で売られていた時のパック(約300グラム入り)のままで食卓に乗せましたので、パックのふたを開けると、さてどれをつまもうかなと『迷い橋』するくらい一粒一粒が個性的な顔をしていているのです。
「私を食べて」「僕こそあなたの晩酌にふさわしい」などと、一粒一粒がアッピールしてきます。
スーパーの半額弁当をレンジでチンする前に「たべるにぼし」と「うめぼし」を肴に2合ほど日本酒しました。
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