指揮者のようなラジオ体操
初夏の花壇(南向きの土手)が、第二楽章の花の盛りに差し掛かっています。
初夏の第一楽章は水仙に始まりクロッカス、にら花、そして紫花大根(ショッカサイ)の花の盛り。プリポゴナムは私の望むところには思うように花をつけていませんがこれはもう1~2年かけて移植を安定させたいところです。 第二楽章は、月見草、ベニバナウスゲショウ、キンギョソウ、松葉ギク。 そして明日からはムシトリナデシコの群生が一斉に花咲きそうな状況です。さらにもう少し日が経てばクレモナも咲きます。けさの月見草は94輪咲いています。昨日は143輪咲いていました。
私は毎朝工房の前の広場で朝日を浴びながらラジオ体操をしていますが、このところ体操する場所を移動して行っています。広場を東に20メートルくらい突っ切って花盛りの土手の前で体操をするのです。 まるでコンサートホールでオーケストラを指揮するコンダクターになったような心持で花を眺めながらラジオ体操第一から第二をしています。実にいい気分です。夕方花びらを閉じる松葉ギクは毎朝8:00頃にならないと再び開花しませんが、私が指揮を振る体操のときには口を閉じてハミングの合唱で参加しているのでしょう。
5月の風は爽やかで頭上にのしかかるように枝を伸ばしてきている雑木林のクヌギやコナラの新緑の葉っぱの下でラジオ体操です。 緑に囲まれているので毎朝「空気がうまいなぁ」って感じでのラジオ体操(6:30~6:40)です。体操が終わってから7:00までの20分間はピンポイントで草取りです。 特にカナムグラは見つけ次第根こそぎ引き抜きます。 この植物は大変繁殖力が強く放置しておけばそこいら中の藪を枯らしてしまうほどに蔓を伸ばして覆い隠すほどです。それに小さいうちは茎のとげも殆ど痛くありませんが大きく育った後では素手で引き抜くには痛い程に蔓のとげが育っています。ナガミヒナギクと、ハルジョオンは見つけた場所とその時々の心持で放置したり除草したりいろいろです。
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