6月に近所のトヨタのディーラーからイベントの開催のお知らせが届きました。
イベントの内容は忘れましたが、車で来場した場合はフロントガラスのコーティングをサービスしてくれるということ。以前にもこのサービスをしてもらい雨の日雨水がはじけ飛び快適なことを思い出し、それを目当てに出かけました。
対応してくれた人と話が合い、今までに何台もクラウンに乗っており「人生最後にまたクラウンでもいいかな?」と余計なことを言ったため、
「ぜひ試乗してみてください」ということになり
「見積もりだけでも」ということで、乗っていったプリウスを査定されてしまいました。
こちらも新型クラウンは高額だということは分かっていましたから
「余分な装備はいらない、できればギヤーはマニュアルがいいのだけど・・・」
「今はスポーツカーにしかありません」
車の車検証をみて「11年経った車は基本値段が付きません」
「ならば、買い取り業者に売るから、いいよ」と言うと
「ちょっと待ってください。いくらだったらご納得いただけますか?」
ここは吹っ掛けてやろうと「残金が400万円になるなら考えてみてもいいかな」
「ちょっとお待ちを・・・」
ここで初めて名刺を差し出したのです。
見ると「営業本部長」の肩書
どおりで、年齢的にも言葉遣い素振りが営業マンらしくないなとは思っていたのですが
PCをたたいて「よろしいです。残金400万円で結構ですので、お決めください」
えっ、値引きを含めた下取り価格が80万円弱、1年半前の車検を取る時、買い取り業者に見積もらせたら100万円だったことを考慮すると悪くない条件、さすが営業本部長
それにしてもつい先ほど「下取り車に値段は付きません」と言ったのは何だったのかと気にはなりましたが、「今日からですと納車は10月です」と[ご提案書]を見せられ[新車注文書]にサインという運びになってしまいました。
翌日には税金等諸費用を手付金として振込、9月1日には残金全額を振り込みました。
500万円弱という高額商品にしては簡単に購入してしまったと自分ながら呆れてもいました。
いよいよ納車日の昨日、11年間世話になったプリウスを洗車し、新車を引き取りにお店へ。
既に担当は、若手の営業マンに引き継がれており、彼が引き渡しの説明をしてくれたのです。
待望の運転席に乗り込むと
「何んだ これは」ハンドル越しに見えるスピードメーター等のメイン・ディスプレイの左横に機材を取り外したような大きな穴が、そこには「危険 この中には手を入れないでください」と書かれた紙の札が

「これって、どういうこと?」と問いただすと
「お買い求められたクラウンXタイプはディスプレイ・オーディオはオプションとなります」
「じゃぁ カーナビは、ラジオは、バックカメラのモニターは、ETCは・・・」
「すべて ありません」
「おい おい シートのヒーターやクーラー、パワーシート、自動運転など余分な贅沢品はいらないと言ったけど、ラジオのない車ってどこにあるの、第一 契約の時そういった説明がないじゃないか!」
「あのう~ 」
店長は外出中ということで、これ以上交渉しても埒が明かないと、別れたはずのプリウスを再び運転して帰宅の途に・・・。
この後、この顛末がどうなるかは、このページで逐次ご報告します。
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