関口コオ きり絵の世界 春
関口コオ氏は、国内はもとより海外でも広く活躍されている切り絵界の第一人者で、フランスのサロン・ド・パリ展大賞受賞をはじめ、海外でも高い評価を受けいます。
柔らかで味わいのある色の和紙と、緊張感を生みだす黒とで創られる切り絵の世界は、他の絵画にはない独特の雰囲気を持っています。特に「童」の世界を暖かい目で描いた作品は、あどけない子どもの表情、故郷の穏やかな季節感など、見る者に郷愁を覚えさる詩情豊かな美の世界です。
春 ひとり雪
春 春の野辺で
春 散歩道
春 ふるさとの詩
春 お地蔵さま
春 萌える頃
春 流しびな
春 春月夜
関口コオ
wikipediaより
関口 コオ(せきぐち こう、1937年 - )は、日本の切り絵作家の第一人者。本名は武井 功吉(たけい こうきち)。群馬県安中市出身。
どこか懐かしさを感じさせるモチーフを熟練したはさみの動きで切り取っていく作風は、日本国内のみならず、世界的にも評価が高い。
1960年 デザイナーとして活動
1975年 切り絵作家になる
1988年 関口コオきり絵美術館をオープン
サロン・ド・パリ展大賞
群馬県教育功労賞
中国対外芸術展公司賞
サージ・マルジス大賞
「関口コオきり絵の世界」あすか出版(1997)
「風の子」あすか書房(1986)
「わらべの詩」あすか書房(1994)
「関口コオきり絵美術館1」(1990)
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