50年ぶりに再会した高校時代の友人Aくんに感化されクロスバイクを購入してしまいました。
週に三日通うアルバイト先へ、行きは健康目的で11キロを2時間弱かけて歩き、帰りはバスと電車を乗り継いで1時間、考えてみると正味7時間の実働に3時間の通勤時間とは何とも非効率、そこで思いついたのが自転車通勤。翌日、家内のママチャリでテストドライブをしてみました。坂道が多く苦戦はしましたが、行きは40分で走破。帰りは錆び付いたライトの発電機のせいもありましたが、それでも45分で帰宅しました。さすがに久しぶりのこと、膝はガクガク、お尻はサドルで痛くなり、普段は使わない筋肉の疲労と難儀はしましたが、それなりの達成感も味わえました。
そこで、Aくんがスポーツバイクを趣味にしていることを思い出し、早速相談してみると、懇切丁寧な説明と是非やるべきだとの励ましを受け即決断。ただスポーツバイクも走る目的や場所によってロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイクとあるようなのですが、年齢と体力を考えて候補をクロスバイクに絞り、近所の自転車専門ショップへ向かいました。
クロスバイクと言ってもピンキリ、3万円から10数万円まで十数種類、しかもそれは車体本体の値段ですから、実際に走らせるにはヘッドライト、テールランプ、スタンド、サイドミラー、スピードメーター、泥よけなどオプション装備しなくてはなりません。店員の説明をこと細かく聞いた上で、初心者向けの廉価な物を選びましたが、それでもオプションを付けて4万円超になってしまいました。
ギヤーチェンジの仕方、タイヤの空気圧、ブレーキの利き具合など一通りの説明と注意点を聞き、いざ乗ってみるとママチャリとは全く別な乗り物。ペダルは軽くグングンとスピードが出る、ブレーキはつんのめるぐらいよく利く、クッションは道路の衝撃が直接骨盤に伝わる。ひゃ、これは慣れるまで時間がかかりそう。もっと若いうちに乗っておけば良かったと後悔しつつも、明日からのテストドライブに期待が膨らみます。この週末、交通量の少ない場所で慣らし運転をしていくつもりです。