皆様
東京五輪返上問題はご報告したとおり大手メディア(日経、朝日)そして「週刊現代」(12月3日号)も取り上げるにいたり内外で世論はその先行きに深刻な懸念を抱くに至っております。
危機管理を要する段階に入りつつあると思われます。
最近二人の親しい知人から福島後の真実を素直に公表して原発事故の処理に総力を注ぎ、世界の理解と協力を求めることでしか、わが国が信頼と尊敬を得る道 はないとの趣旨の傾聴に値する提言が寄せられましたので下記お届けいたします。なお画像には事故当日の現場の危機的状況、9・11の陰謀説の紹介など貴重 な資料が含まれております。
記 (その1 親しい大手企業出身者より)
福島原発の事故処理と被災地の復興が遅々として進まないばかりか、放射能や汚染水の拡散、健康被害についても国内での情報公開は不十分と言わざるを得ず、 太平洋全体に汚染が拡大した状況も海外の情報で初めて知る実があります。原発事故はすでに収拾されたとして招致した東京五輪が本来総力を挙げるべき事故処 理と復興事業を妨げている事実にも納得できるものではありません。
福島後の真実を素直に公表して原発事故の処理に総力を注ぎ、世界の理解と協力を求めることでしか、わが国が信頼と尊敬を得る道はないと考えます。
(その2 国際的に著名なヴァイオリニスト・黒沼ユリ子氏より)
(前略)音楽のプロも愛好家も、時間を作ってここでこのショスタコーヴィチの第5シンフォニーを聴いて下さい。そしてそこに現れる文字を読んで下さい。藤 原節男氏は「ドン・キホーテ」ではありません。正真正銘の日本を代表する科学者です。これを見て下さい。原爆が2011年に福島に落ちていたのです。いつ までも「かくれんぼ」をしている時ではありません。「尻隠して尻尾隠さず・・・」。すでに世界中が「東電の尻尾」を踏んでいます。もう逃げられません。 シャッポを脱いで謝罪して世界中の科学者からの協力を仰いで、一刻も早く何とかしてこの地球を、人類を救う義務があります。それは「東電」だけに押し付け るマターではなく、「原子力の平和利用」というスローガンに騙された日本人全員が世界に謝罪して協力を仰ぐべきマターなのだと私は思います。(後略)
『福島原発3号機は核爆発:藤原節男 ショスタコーヴィッチ交響曲第5番第3楽章』