童謡 ママごめんなさい を歌ったことありますか?
イタリアのボローニャ市で年1回開催される、子供の歌のための国際歌唱コンクール(ゼッキーノ・ドーロ)で1963年に1等賞を得た曲。 リズムはチャチャ・ツィスト。 イタリア語原題は「Non lo faccio piu」です。これで検索すると、原語の歌が聴けます。 英訳すると「I do'nt do it any more」「もうしません」ということですね。 邦訳「ママごめんなさい」と訳詞表現した泉 恵さんのセンスに乾杯です。原曲を作詞作曲したイタリア人たち日本に紹介した大人たちや編曲をした人にも乾杯です。大人になっても童心や遊び心を忘れない全ての大人たちに乾杯です。 資料によると『1964年8月-9月にNHK「みんなのうた」で放送された』とありますから私が小学校5年生の時に当たります。『歌唱は中尾ミエによる。「ゼッキーノ・ドーロ」の優勝曲を「みんなのうた」で取り上げたのはこの作品が初めて。訳詞は終盤を除きおおむねイタリア語の原詞の概要に従っている。アニメーションはこの時期常連の和田誠。』 残念ながら私はリアルタイムでこの歌とは出会っていませんが、保育士になって6年目の頃(今から37年前)に子どもたちとワクワクして歌える歌はないものだろうかとあちこち探しまくっていてひょっこり見つけました。 実際にこの歌詞にあるようないたずらをしたらとんでもないことになりますし、当時にしても今どきの子育て現場にしてもこんなハチャメチャな自由奔放さは見る影もありません。 けれどもイメージの中でやっちゃいけないいたずらは十分楽しめます。 子どもたちと一緒にこの歌を朗郎と歌い終わってせいせいしてからクラスの子どもたちに 「この子、『もういたずらしません』って言ってるけど、本当にもういたずらしなかったかな?」と質問したことがあります。 その時あらかたの子どもが大笑いしながら『またやったと思う』との返事でした。
Antonietta de Simone アントニエッタ・デ・シモーネ 作詞 Edilio Cspoyodyi エディリオ・カポトスティ 作曲 泉 恵 訳詩 小森 昭宏 編曲
ママ ごめんなさい ママ ママ いたずらはやめます
ねこのしっぽに ペンキをペタペタぬったの だあれ パパの写真に ひげをかいたの だれのしわざ くつの下に すべるバナナをおいたの だあれ ぼうしの中に みみずを入れたの だれのしわざ
ママごめんなさい いたずらはしません ママごめんなさい ママ ママ いたずらはやめます
ぼくは あすから みんなにめいわく かけないように ぼくは ぼくは いい子になること 約束します
ママ ごめんなさい ママ ママ いたずらはやめます ぼくは あすから みんなにめいわく かけないように ぼくは ぼくは いい子になること 約束します
約束します 約束します 約束します
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