第6回保養キャンプ(7/25~8/2)
『2017 福島の子どもキャンプ in伊豆』というのが正式な名称のようですが、今回8泊9日の全日程にボランティア参加できた『ばぶさん(私)が見たもの感じたもの、そして考えたことなど』を徒然に綴っていきます。
福島からの参加世帯は7世帯、そのうちリピーターが4世帯、今回初の参加が3世帯という構成でした。
昨年参加して今年も参加したかったのだけれども様々な事情で参加できなかった子供たちもいます。参加できなかった子どもの思いも何らかの形で参加し、さらにその思いを皆さんに還元できないものかとばぶはキャンプ前から考えていました。
たまたま昨年参加して今年は中学生になったことで惜しくも参加できない少女がいました。
彼女は折紙でコマを作ることがとても得意です。
ここ何年間か折紙独楽を沢山作って小児癌の病棟などにお見舞い品として送る活動をしてきていたそうです。
ばぶは昨年福島のお宅を訪ねたときその折紙独楽を見せてもらいました。
『これをさかさまにしてモビールにしたら楽しいものができそうだ』と閃いて25個もらってきました。そしてモビールに組み上げて支援活動でこれまで訪問してきた福島や宮城や岩手の保育園に昨年秋再度お訪ねしたときにお土産の一つとして贈呈してきました。
そのエピソードをメイルで伝え、在庫の駒があったら東京に送ってくださいと連絡しました。そうしましたら後日段ボール箱ひと箱(約110個ぐらい)郵送してくれました。
どちらの園でも好評でしたので、今回の保養キャンプでも宿舎(母屋と食堂棟の二か所)に現地で組み上げて飾りました。
保養キャンプに参加した福島の人たちも、ボランティアの人たちもモビールを賞讃してくれましたので、まずは世帯ごとにさしあげられたら善い記念品になるだろうと製作を思い立ちました。
中には職場やお店にも欲しいという方もありましたのでその方々にはその分も製作しました。
◆カレンちゃんの折紙独楽がモビールになりました
8泊9日の保養キャンプ期間中に、昼間も夜中も夜明け前もありとあらゆるアイドリングタイムをフル活用して結果的には16組のモビールを作り上げました。
参加している福島の子どもたちの全部の世帯、そしてボランティアの人々、さらにバックアップの人々に差し上げました。さらにあと二組ほど作りたかったのですがついに体力も尽き果てましたのでひとまず製作を終了しました。次回さしあげることにします。
モビールをひとつ組み上げるのに約30分、テイクアウト用の特製キャリングボックスを作り上げるのに約15分、時間に換算すると全部の作業時間の合計は約12時間強。
こうなると修行僧の修練のようでした。かなり熟練しました。
興味関心を持ったお母さんにはにわかミニワークショップ「モビールを作りましょう」もしました。
https://yarouyo.jp/gazo/3000/3611.jpghttps://yarouyo.jp/gazo/3000/3612.jpg(続く)