9/30 第17回朗読会 朗読会無事終了しました (報告)
定刻の14:00開演で途中10分の休憩を挟み16:10終演しました。
① ハチドリの一滴 ・・・ 南米アンデスの民話 (翻訳・辻信一) ※南米の先住民の間に伝承されてきた短い『詩』です。 「初めて聴いたけど力強いメッセージが伝わってきました」という感想をいただきました。 ② ナラの木 ・・・ 原作 Johnny Ray Ryder Jr. (訳・高槻成紀) ※標準語訳のバージョンとお国言葉の宮城弁バージョンと二通り聴いていただき、 伝わってくるニュアンスの違いを味わっていただきました。 ③ 蜘蛛の糸 ・・・ 作・芥川龍之介 ※毎回読み手を変えて1年間(6回)味わってみましょうという、他の朗読会でやっていない切り口の新企画です。 ④ いっきょくいきまぁす ・・・ 作・長谷川義史 ※ウクレレの弾き語りで絵本の読み聞かせをしてくれました。 場内大いに盛り上がりました。生音の音楽が入ると雰囲気が和みます。
~10分間の小休憩~
⑤ 夏の葬列 ・・・ 作・山川方夫 ※少々重いテーマの作品をじっくりじんわりと堪能しました。 ⑥ 輪読/ブンナよ木から降りてこい ・・・ 作・水上勉 ※参加者の一人が原作を圧縮したショートバージョンのテキストを 9人の読み手が会場内に丸く立って、配役を決めずテキストを1ページずつ受け継いで 360度のサラウンド効果で読みました。 9通りの読み方と解釈がまるで「声の万華鏡」のように朗読されました。 この企画もよその朗読会ではやっていない取り組みです。
⑦ 毒もみの好きな署長さん ・・・ 作・宮沢賢治
※本日の朗読会のトリです。賢治さんの作品の中ではあまり読まれることのない作品です。作者の賢治さん自身が気に入っている作品の一つだったそうです。
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