東京五輪に関する仏捜査当局の動きに関する内外の報道が注目されます。
21日付朝日朝刊の記事を別添致します。
ルモンド紙及びガーディアン紙の報道振りは下記の通りです。
朝日の記事と同趣旨です。
[翻訳]2020年オリンピック : 贈収賄疑惑を裏付けるEメール (ル・モンド)
https://anond.hatelabo.jp/20171021211606 ガーディアン紙
https://www.theguardian.com/.../oct/20/2020-tokyo-olympics-papa-... 10月5日、2016年リオデジャネイロ五輪の招致に関する贈賄容疑で
ブラジル・オリンピック委員会のヌズマン会長はブラジル連邦警察局
により逮捕されましたが、これとの関連が注目されます。
村田光平
(元駐スイス大使)
東京五輪招致、投票とりまとめ示すメールか 仏紙報道 引用元:朝日新聞 2017.10.21. 朝刊
2020年東京五輪・パラリンピックの招致をめぐる買収疑惑にからみ、当時、国際オリンピック委員会(IOC)委員だったラミン・ディアク氏が、東京への投票とりまとめに動いていた形跡を示すメールが見つかった、と仏紙ルモンドが20日伝えた。
東京が招致を決めた13年9月のIOC総会さなかにラミン氏が受け取ったメールに、「(クウェートの)アフマド氏が、アフリカ諸国が(対立候補の)マドリードに投票するよう全力で動いているようだ。休憩時間に何とかせねば」とあったという。
差出人はラミン氏の息子とみられている。東京の招致委がコンサルタント料として2億3千万円を払ったシンガポール企業の経営者とつながっているとされる人物だ。ラミン氏は「(投票前の)セッションの後で話そう」と答えているという。
問題のメールは、ラミン氏が会長だった国際陸上競技連盟の捜索で、仏捜査当局が見つけたという。(パリ=青田秀樹) |