JA1REFのロケーションは東京多摩地域の浅川の河岸段丘の丘の端です。
南~西~北までは河岸段丘の底側なので開けています。
北側は畑であり、それ以外の方向もアンテナトップで遮る建物はありません。
屋根裏から遠くに望む富士山 [2018-02-12 アルバム] |
南西方向に富士山が丹沢山地の奥に望めます。
住宅地の中にあって、わりと恵まれているかもしれません。
ただし、狭小な敷地なのでアンテナは限られたものしか上げられません。
2年前の建て替えを機に念願の鉄塔を手に入れました。
短縮時のタワー [2018-02-11 アルバム] |
FTIのFDX416JP 3段クランクアップタワーです。
FTIの数ある鉄塔の中で一番コンパクトな鉄塔です。
最短時6.4m 最長時16.5m です。マストを含めるとトップで最短時12m、最長時21mくらいになります。
高圧線の鉄塔(49m高)がgoogleMapの計測で32mほど離れたところにあります。
最短時で高低差37mですから、高圧線の鉄塔から45度程度の角度があり雷の心配はかなり抑えられています。
特にノイズもなく、むしろ雷除けとして安心感があります。
隣近所の方もその鉄塔のおかげで私の小さな鉄塔をあまり気にしていないようで助かります。
もちろん建てる前にあいさつもしましたが、普段の良好な関係もあって問題なしでした。
上の写真の左側(北側)の畑の地主さんにはアンテナの領空侵犯の許可まで頂いたのですが、やはり気が引けてそこまではできませんでした。
ちなみにJARLの鉄塔保険にも入っています。
最長時のタワー [2018-02-11 アルバム] |
最長時の姿です。
アップするのはほぼ週末のみです。
FDX-416JP 手動ウィンチ [2018-02-10 アルバム] |
手動ウィンチ
アップ時 10分
ダウン時 7分 くらいです。
毎日アップダウンしたら、それなりに筋トレになる運動量です。
電動なら強風時は一定風速以上で自動的にダウンするとのこと。チャンスがあったら電動に変えたいです。
タワー基礎部 [2018-02-12 アルバム] |
タワー建柱の記録もそのうちにまとめたいと思います。
タワー設置1.5か月くらい前に1日で基礎工事していただきました。
もし、FTIで鉄塔を建てるのを検討されている方がいるのであれば、とりあえず見積もり依頼を早めに出した方がいいと思います。
私の場合は見積もり依頼をして発注してから基礎までに1か月。その後鉄塔設置作業までに1.5か月。トータルで2.5か月ほどかかりました。
作業そのものは基礎が1日、鉄塔設置がアンテナ設置、同軸などの引き入れを含めて半日強でした。
FTIの対応はとても良かったです。工事までの時間がかかるのは仕方ないことだと思うので決めたら早めの発注がいいと思います。
私の場合は建物の建築や外構工事と鉄塔基礎工事の兼ね合いなどでちょうどよかったです。
特に外構工事はできれば鉄塔の基礎工事を先にやってほしいということでFTIさんにご無理を申し上げました。
タワー設置工事 [2018-02-12 アルバム] |
あっという間でした。三人で来られて半日でアンテナ設置まで終了でした。
さすが、プロです。
奥に見えるのは8m道路を挟んで向かい側(南西方向)に建つ3階建てのマンションです。
鉄塔が最短時で下側のアンテナがちょうどこの建物と同じくらいの高さです。
鉄塔最短時に南西方向のXV(ベトナム)が52程度で入感し、あわてて5mほどアップさせたところ59になり、高さのメリットを感じたものです。
もちろん時間というパラメータもありますが、10分以内での変化でした。電動だったら椅子に座ったままアップダウンできるのに残念です。
タワートップ アンテナ [2018-02-11 アルバム] |
どちらもミニマルチの
上が18MHz 24MHz 50MHz 2エレ HW32X
下が14MHz 21MHz 28MHz 50MHz 2エレ UMX42A
4エレに見えますがバンド毎に見ると2エレです。
ミニマルチ曰く世界最短のミニビームです。
私のような狭小な敷地でも隣地を領空侵犯しないで設置できています。
性能を追い求めるなら別のアンテナもあるのですが、ご近所とのマッチングを崩したくないので、これで満足しています。
敷地内に収めるなら14~28の2エレキュービカルクワッドも考えたのですが、トップヘビーになって威圧感がありそうなので諦めました。
とはいえ、せっかくのタワーなので、やはりせめて3エレ程度は欲しいです。同じくミニマルチのMC33かMC43Xならなんとかなりそうなので、考えています。
3.5〜10用の釣り竿アンテナと144と433のGP [2018-02-11 アルバム] |
写真の垂直アンテナの右側部分が屋根裏無線部屋です。
手前は3.5MHz~28MHzまで出られる釣り竿アンテナです。ATUはCG3000(耐入力200w)です。釣り竿直下に接続しています。コールド側には各バンド用のビニル線を2本づつ繋いで陸屋根のくぼみに這わしています。外部からは一切見えないです。
陸屋根内部 [2018-02-16 アルバム] |
こんなアンテナでも国内なら問題ありません。DXは聞こえるのですが、届きません。出力をアップすればどうにかなるかもしれません。
釣り竿には1.6mmの銅線をゆっくりと渦巻状に這わせて外側を白のビニルテープでぐるぐる巻きにしています。釣り竿なのでかなり風で揺られSWRが結構変化します。ビニルテープを巻いて揺れを減らしたのと、白にすると目立たなくなりFBです。
実質は7MHzと10MHz専用です。
奥は144MHzと433MHz用のGPです。
CG3000 [2018-02-16 アルバム] |
これらのアンテナを設置することを考慮して設計段階でバルコニーの上に畳一畳分程度の広さのフラットな陸屋根を作っておきました。時折、バルコニーから連梯子で上ってアンテナと遊んでいます。柵はなく、高さ30センチくらいの壁があるだけですからスリル満点です。この陸屋根の上はどこからも見られないのをいいことに鉄パイプで組んだアンテナ基台やATUのコールド線にしているビニル線などでぐちゃぐちゃです。ドローンでも使わない限りは見られないのでそのままです。Hi
釣り竿アンテナはなかなか面白い素材です。場所的に隣家と離れているのでインターフェアは出ていませんが、最初は私の机の上の電池式のFMラジオは送信とともに全滅しました。また、屋根裏に置いてあるテレビにも送信時にバチっとノイズが入りました。これがコモンモードノイズかと思いノイズ対策をしました。
フェライトコア [2018-02-16 アルバム] |
フェライトコア(いわゆるパッチンコア)をAmazonで大量購入しました。家電量販店に比べて1/3くらいの価格でした。まだ大量に残っています。同軸とATU制御線に合わせて20個ほど付けたあたりからノイズが減り始め現在は30個ほど付けています。コールド側に同一長のビニル線を10本つけていた時よりも各バンド(7MHz、10MHz)の1/4波長の線を2本づつの計4本の方が良かったりで何が正解かいまだにわかりません。同調自体は3.5~28までするのですが、3.5は聞こえても飛ばす、14以上はタワーのアンテナに遠く及ばないので、7と10専用になっています。
現在は微かにFMラジオのノイズを確認できる程度になっています。テレビはノイズはなくなりました。これも50Wだからであって出力を上げたらわかりません。
タワーのフルアップ時の2エレと比べるとリグのSメーターでは差があまりはっきり出ません。と言うのは垂直アンテナのせいだと思いますが環境ノイズで信号なしでも常時Sが3~4ぐらい振れているので比べるのが難しいのです。ただ、タワー上の2エレはとても静かで信号だけが浮き上がってくる感じです。水平系のほうがノイズが少ないのは経験していましたが、10m以上の地上高になるとそれがよりはっきりする感じです。もっと高くもっと短縮率を少なくして、もっとエレメントを増やしたらと妄想が広がりますが私の環境では今のところこんなものです。Hi
7と10はタワーにアンテナがないので比べようがありません。
ケーブル引き込み口 [2018-02-14 アルバム] |
エアコン工事の時についでに開けておいていただいたケーブル類の引き込み口です。穴は立派なのですが、いかんせん素人なのでパテの埋め込みが悲しいくらいへたくそですが、気密性は保たれています。壁の外側も同様です。
同軸ケーブルと各コントロール用ケーブル [2018-02-14 アルバム] |
引き込んだケーブル類のうちローテーターとATUのコントロール線以外のアンテナ同軸ケーブルは
HFアンテナ → 同軸 → 切り替え機 → ローパスフィルタ → 切り替え機 → SWR計 → 各無線機
VUアンテナ → 同軸 → FT847M
となっています。空中配線ではややこしくて仕方ないので板に固定させています。
クラニシのアンテナアナライザーBR200 [2018-02-14 アルバム] |
1.8MHz~170MHz
SWR、インピーダンスを測定できます。
15年以上前に秋葉原で買ったものです。
単三電池6本9V仕様です。
このくらいの測定器は自分で作れと言われそうですが、すでにクラニシは廃業しているので壊れたら困ります。製品を引き継いだのかどうか詳しくありませんが、現在はコメットがほぼ同様の商品を出しています。
ディップメーターを引っ越しのどさくさで失くしてしまい、それ以来アンテナの微調整はこれ一台です。
ハムならご存知の通りでSWRが最小値の時が必ずしも共振周波数ではありませんから、本来はディップメータがほしいのですが、そこは逆にハムなのでインターフェアなしであって聞こえて飛べばいいかなという割り切りです。
特にATUを使いだしてからは、いい加減になってしまっていけないですね。
ATUは魔法の箱ではありませんが、精神衛生的には抜群です。アースさえちゃんと取れれば数メートルの銅線1本でHF全般にQRVできてしまうのですからね。
こんなところから出ています [2018-02-07 アルバム] |
屋根裏の机の上が、私の小さな小さなシャックです。
FT-847M(50W)
FT-817(5W)
無線機は2台しかないのにアンテナチューナーは屋外用にCG3000、FT817とのコンビでZ11PROⅡ、さらにマニュアルのチューナーも持っています。
その他はSWR計やら電源やらローテーターのコントローラーやらパドルやらです。
そのうち、もう少し詳しく書いてみます。
将来のリニアアンプ用 200V 電源 [2018-02-16 アルバム] |
この小さな小さなシャックの机の裏の壁には200Vのコンセントも設置しています。
建築時に最初からハウスメーカーにお願いしていました。
もちろん将来の1KWのためなのですが、いったいいつになったら使う時が来るのでしょうね。
最初にメーカーさんの担当者にお話ししたときはキョトンとされていました。でも後から工事するより安く済むということで、付けておきました。
そんなことより屋根裏の夏はとてつもなく厳しいのでエアコンが先でしょうね。
ハイモンド HK-710 [2018-02-10 アルバム] |
中学生のころにCWにあこがれて、地元の無線屋に通いつめて手に入れた縦振れ電鍵。
大理石の台座がいかにもな感じです。
これで交信したのは実は10局くらいしかありません。連続の短点がどうしてもうまく叩けませんでした。
今は、文鎮代わりです。
エレキーですらまともに操れないのに縦振れとかバグキーとかを操れるようにはとてもなりそうにありません。
BENCHER JA2 [2018-02-10 アルバム] |
現用はBENCHER JA2です。
MK-706 [2018-02-10 アルバム] |
こちらは、移動してたころに持ち歩いていたものです。キャップはタッパーで作った埃よけです。
発行数の少ないレアもののQSLカード [2018-02-12 アルバム] |
QSLカードです。
そろそろ、新しいデザインにしようかと思います。
シャックの主人 [2018-02-12 アルバム] |
私が無線機の前に座っていると、隣で不思議そうに見ています。
最近はアクティビティが落ちていて1か月に1日程度のQRVとなっていましたが、書いているうちにモチベーションが上がるような予感がしてきました。
最大の目標は1Kwです。どうやっても電磁防護指針をクリアできそうにないのですが、バンドを絞ればなんとかなるのではないかと思いはじめています。
もしくは500wではどうかとも考えています。
その前段階として100wもしくは200wにQROしようかと考えています。
いつになるやらわかりませんが・・・。
その前にもっと交信しなさいと言われそうですが Hi