22日、四国電力では、またもや燃料棒が引き抜かれているのにその逆の表示が出るなどのトラブルが発生したと報じられました。
過酷事故再発の可能性に関する懸念は一層深まりました。
原子力に関しては専門家の知見よりは市民の直観のほうが信頼できることが想起されます。
原発過酷事故の再発の可能性はますます現実味を帯びたと断言せざるをえません。
無責任・不道徳な再稼働(現在4基が運転中)は一日も早く停止させるべきです。
原発の安全には責任を有さないと公言する組織が再稼働を許可するなど無責任・不道徳の極みであり、これを容認する国の責任は重大です。
「オオカミ少年」として無視され、白眼視されることは 拙著「原子力と日本病」(2002年発行)の中で原発震災の発生を警告 したことで、経験済みですが、 再び事故再発生の危険性を全力で各方面に訴えて行く所存です。正に、「日本の、そして世界の命運を左右する電力会社」です。
22日、この趣旨をある市民の集いの場で発信したところ、聴衆から望外の強い拍手に接しました。
(
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=2693874130699707&id=100002314406276 ご理解とご支援を心からお願い申し上げます。
(22日発出のBCC発信)
知人から四国電力が昨年起こした「恐ろしい」トラブルに関する
「伊方から原発をなくす会」の骨子下記の報告が寄せられましたので共有させていただきます。
原子力規制委員会のこの重大なトラブルに対する措置は何ら報じられておりません。
同委員会は原発の安全には責任を有さないと公言する組織であることが想起されます。
無責任・不道徳な再稼働により原発過酷事故が再発する可能性を否定する根拠はどこにあるのでしょうか。
村田光平
(元駐スイス大使)