世界への感染拡散の責任(未必の故意)
世界保健機関(WHO)は今週、南米で流行する新型コロナウイルスの新たな変異株「ラムダ」を「注目すべき変異株」(VOI)に指定しました。 専門家は日本への到来は時間の問題とみております。11日後には五輪の開会が予定されておりますが、内外の市民社会は下記の通りその中止を求める声を上げ続けております。
五輪及び日本の責任者は世界への感染拡散の責任を「未必の故意」(willful negligence)として追及される可能性すら注目されつつあります。 (その1) 今こそ、誰が正しいか、では無く、「何が正しいか」で,決断されるべきです。 歴史がその判断をすることになるイベントの一つだと思います。 皆のために、正しい決断がなされることをお祈りいたしております。 (その2) いよいよ国民不在、関係者のみの利益と地位保全の五輪見せかけ 開催が迫っているようです。 国民は日々の生活に追われながらも、五輪強行を図る政府の不条理 差に呆れ果てています。やるならやってみろ、どうなっても知らんからなというのが現状です。世界中から笑い物の種です。 (その3) <Most dangerous to have the games in such a situation.> (From former Indian Ambassador to Japan) (その4) <I simply cannot believe that the Olympics will take place in a few days almost as if the situation was normal.> (在日フランス文化人)
五輪開催開始まで10日余りとなりましたが、日本を襲う大雨災害に天地の摂理、歴史の法則の動きが実感されます。
皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。
村田光平 (元駐スイス大使)
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