①木刈り(その2:プラタナス)
スズカケの木の系列で欅や桜の木と同様、特に街路樹として多く見かけるプラタナスの枝を切りました。これも前回の(その1:コニファー)と別の意味で剪定と言うには表現が弱く、伐採と言いたいくらいです。
https://yarouyo.jp/readnote.php?no=3076&pls=0&prc=0&rcn=0今回は個人宅の木ではなく、言わば公共の街路樹の枝を切るので念の為役所に連絡をしてみました。こう言う事柄では、役所はまともに対応してくれなさそうと思いつつも、先ず所属の区役所にTELしたところ意外と反応が良く、歩道に関する様々なルールを説明された後、街路樹は東京都の管轄なのでと電話番号を教えられ、東京都の第3建設事務所にTELすると、対象の歩道は区界に近いため「地図で調べます」と即対応してくれて、「実際の区は違いますがそこの場所は別の区を担当する第4建設事務所なので、そちらにTELして下さいと回されました。
第4建設事務所にTELすると、「第3から話は聞いています」と、連絡の良さに感心します。しかも剪定の要求に対し「次回業者と打合せの時に議題に上げます」と、とても前向きです。
しかし道路の樹木の選定は来年の2月頃なので、来冬の大量の落葉には間に合わない為、取敢えず私が適当に刈りますと一方的に宣言しました。
最近の鋸は柄が湾曲して刃先が細くなる270mmくらいのひ弱なものばかりで、現在の鋸は僅か2年の使用で早くも切れなくなって来たので巨大なプラタナスを切るため新たに買うことにしました。
島忠・スパービバホーム・D2・カインズ等何か所ものホームセンターを探すも適当な鋸は中々有りません。諦めずに何回も探し、やっとスパーバリューにて、先細り無く長さ370mmの本格的鋸を購入出来ました。

街路樹は意外と樹高が高く、脚立を伸ばして梯子にしても枝には全く掛かりません。そこから木登りしてなるべく上の方の枝から切って行きます。しかし枝より下に様々な電線が有り、特に光ケーブルは細い上に位置が低く、切った枝が落下した際に切断する恐れが有り思う様に切れません。
それでも自宅の木では有り得ないくらい大量の太い枝を切る事が出来てとても達成感が有りました。近所の人からは「高い所に上ってよくやるよねえ」と呆れられましたが。

1本目の切った枝


2本目の枝切り前
2本目の枝切り後

2本目の切った枝

枝を廃棄する長さで束ねた状態
②自転車大転倒で奇跡的な軽傷
ここのところ自転車(シティー・クロス・ロード)は絶好調で、大転倒の数日前にはシティーサイクルですら、環七で多数のクロス等を交わしたりと、人生の中で現在が一番調子が良いとさえ思っていました。
そうした油断・慢心からか、山手通りの長い下り坂で、胸ポケットから眼鏡を取り出して掛けようとして硬くて開かず、片手で何度か開こうとした時に僅かにハンドルが振れたらしく、スピードが出ていた為か一瞬でタイヤが横向きになってしまい、左側車線から一気に右側車線の右端にまで自転車ごと吹っ飛ばされてしまいました。
したたか左顔面を打ち全身も叩きつけられましたが、何とか意識も有り後方を見ると車が来るのが見えたので慌てて起きようとしましたがやはりすぐには起き上がれず、一旦道路に寝てからエイッヤと起き上った所で後ろに停まった車から御夫婦が飛んで来てくれて、他の車を停め一緒に自転車を路肩に運んで頂き、本当に感謝しています。
山手通りは道幅が広く、ここは下り坂なのでいつもロードでは40Km/h近く出す所なのですが、その日はクロスでややゆっくりで30Km/h出てないくらいとは言え、そのスピードで少なくとも数m空中を飛んで転倒して大怪我をしなかったのは不思議な事です。しかも山手通りはいつも多数の車と一緒に走ってる状態なのに、その時は偶々二車線とも車が来ない一瞬のタイミングでした。普通に車が走っていれば、複数台の車に轢かれていたとも思われ、正に有り得ない奇跡的な運の良さだと改めて思います。
人生いつ急に終わるか分からないと言う事を実感し、数日後に誕生日を迎え今普通にしていられる事が不思議な気持ちになります。
6月4日(土)の夕方だった為、近所の医院は閉まっていて、近くの病院に救急扱いで行こうと思いました。1か所目は「外科の専門医がいないので他に行って下さい」と言われ、2か所目も「外科医がいないし今救急車が来たばかりなので無理です」と断られてしまいました。
共に選定医療費が掛かるような中堅高度医療病院にも拘わらず対応してくれず、中途半端な怪我の場合は都会ですら対処が難しいことを知りました。
仕方なく取敢えず自己手当し、その夜は全身が痛くなって寝返りも打てず心配しました。翌日曜日も全身倦怠と特に右胸の痛みから一日中寝ていました。
主な症状・懸念は顔面と両足膝の怪我と右胸の強打による酷い胸痛と脳の損傷です。

月曜日に病院に行くと所謂外科はなくて、整形外科か形成外科か脳神経外科のどこがいいですか言われ困惑したものです。
取敢えず整形外科に行き、胸部と足のX線撮影をして貰い、肋骨の骨折はなく軟骨の損傷との事で一安心しました。次に脳神経外科で脳のCTを撮った結果も、現段階では頭蓋骨異常や脳出血等なく様子を見る事となりました。それから2週間経過し、ようやく膝の出血が完全に止まりました。老化のせいか治るのに時間が掛かるものです。
なぜ奇跡的に大事に至らなかったを考え続けていますが、前輪が横向きになるとハンドルが垂直に突き出るので、偶々右胸がハンドルにぶつかり身体がバウンドし顔面が路面に当たる速度が軽減されて頭蓋骨破壊が避けられたのではないかと思います。
私は毎日200回程度腕立て伏せで胸筋を鍛えていたので、その胸筋が緩衝材の役目をして肋骨も折れずに済んだのではないかと推定しています。
日常どこにどんな危険が有るか分かりません、皆様も十分にお気を付け下さい。ってこんなバカをやるのは私だけですかねw