先日、所用で出かけた帰り、渋谷から混雑率でいつもベスト入りしている田園都市線、しかも帰りのラッシュ時間の急行に乗車。
覚悟して乗ったものの、運よくドア横で通路側に背を向けて立つと本が開けるスペースを確保。
三軒茶屋、二子玉川と苦なく読書に没頭できたのですが、南武線との乗換駅の溝口で多数の乗客が乗ってきました。ドアが最後閉まる瞬間、背中に強い圧迫感が。
高さからして女性の肩が当たっているようなのですが、振り向くことも困難なほどの密着状態。電車が揺れるたびに圧力が強くなる、かといって押し返すのも気が引け我慢するしかない。しかも、これが肩だとすると彼女にも相当な負荷がかかっているはず。大丈夫かなと他人事ながら心配に、どうしたものかと読書にも身が入らず思案している内に下車する鷺沼駅に到着。
やっと解放され振り向くと何とリュックを背負ったオヤジがそこに、女性の肩だと思っていたのは、リュックに入っていた魔法瓶か何か。
「おいおい混んだ電車に乗る時、リュックは前に抱えろよ」と睨んでみても、どこ吹く風とさっさと降りて行ってしまいました。
だったら我慢せず、押し返してやったらよかったと思っても、後の祭り。
　やはり高齢者は、ラッシュ時は急行を避けて鈍行に乗るべきだったかな？