高校の同級生だった遠藤さんのご主人が総監督をされている藤原歌劇団の新春公演 プッチーニのオペラ「トスカ」へ行ってきました。
9月にこのサイトで皆さんにお知らせしメールや電話でもお誘いをしていたら、家内が「それって私の誕生日の数日前、誕生日プレゼントにいいんじゃない?」と・・・。
そう言われてしまい仕方なくOK
ならば奮発してS席二枚と遠藤さんにお願いしました。S席とはいっても海外の歌劇団の数分の1の値段ですが。
オペラを生で見るのは、学生時代に来日したベルリン国立歌劇団を日生劇場で観た時以来、実に五十数年ぶり、ワクワクして上野公園方面から会場の東京文化会館の前に
エッエーというほどの変わり様、文化会館の前を横切っていた道路がロータリーと広場に、JRの駅舎も屋上に駐車場を備え二階は外からも見えるお洒落な食堂街と、以前はどうだったか思い出せないような変わりよう。
入口でチケットを見せ案内されたのが2階席の前から二列目のど真ん中、まさしく貴賓席しかも終演まで前の一列目の4座席には人が来ず、広く舞台ばかりか劇場全体が見渡せ国賓・皇族の席でした。「いい席を」とお願いはしたのですが、ここまでとは遠藤さんに感謝!感謝!です。
(これは開演前の光景で、席はほぼ9割は埋まっていました) オペラの方は、ここ数ヶ月テバルディの「トスカ」をYouTubeから録音しディスクワークの時、さんざん聴いていた甲斐もあり充分に理解でき堪能しました。
それ以上に、人の声がここまで大きく身近に聞こえるとは、やはり生の醍醐味
いや歌手の声ばかりかオーケストラの音も、第三幕の聞かせどころ「星は光りぬ」のテノールと掛け合うクラリネットの音がこんなにも太く美しいものかと感心しきりでした。
これも座席位置のせいだったのかも知れませんね。