大谷の二刀流は以前から大注目されてはいますが、今年のWBC以降は野球に興味のない人達をも巻き込んで毎日話題が尽きません。
そのWBCでは大谷以外も何人かが注目され、特に従来日本では余り知られていなかったヌートバー選手も今日（5月4日）は大谷との直接対決結果等でバラエティー番組に大きく取り上げられました。その中でヌートバー選手が大谷やイチロー等先輩に挨拶する際には帽子を取るようお母様が指導されてたそうで、帽子と言えばと35年前の事を思い出したものです。

全く話の次元は違うのですが、昔の音楽好きなら誰でも知っている音楽評論家の野村光一先生の帽子を思い出しました。
野村先生は雑誌「音楽の友」の巻頭言を毎月書かれていましたし、音楽界の重鎮で有るにも拘わらず、誰にでも分け隔てなく接せられるとても優しい人格者でもあられました。　当時の私のような若造に対してもいつも真摯に対応して下さいました。　貼付した写真は野村先生が逝去された際に、帽子の件を含め音楽の友に追悼文として投稿したものです。文章の最後に書いた「合掌」は何故か削除されてしまいましたが、全文は掲載されました。
クラシック音楽の特にピアノがお好きだった野村先生が、現代の日本のピアニスト達についてどのような論評をされるかお聞き出来ないのが残念です。
（当時転勤で龍野にいましたが、本名がバレますねｗ）

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