その後、ネットで検索しアマゾンで見つけて発注、翌日には到着、便利な世の中になったなと開封してビックリ!
何と2022年7月号ではありませんか。
先方が間違えたのかと発注履歴を見るとこちらの間違いでした。でも返品手続きをすると即、「返品リクエストが承認されました」と返信が届きました。この辺りは実にシステム化されていて手際がいい。
早速、送られてきた封筒に入れ直し、表紙に白い紙を張って送り先を記入して郵便局へ。
念のため、書籍であることを伝えると今でも書籍割引がありました。
何のなく儲かった気分。
帰宅後、ネット書店を片っ端から検索すれどAmazon、honto、紀伊國屋書、HMV&BOOKS、楽天ブック、TSUTAYA すべて在庫なし。
仕方なく岩波書店の「愛読者の窓」係にメールで問い合わせて待つことに。
金、土、日と待って月曜日の午後にやっと回答が
「拝復 平素より小社の刊行物をご愛読くださり誠に有難うございます。」と丁寧な文面で、自社にはまだ在庫があるので、近くの書店から取り寄せるか。もしくは「岩波ブックオーダー」から発注すれば送料は掛りますが届けられるとのこと。
いまさらまた本屋に行くのも気が載らず、「岩波ブックオーダー」とやらで注文することに。
「思想2023年7月号」はすぐに見つかったのですが、カートへの入れ方を散々探したのですが分からず、これまた仕方なく岩波書店に電話。
「該当する書籍のページ右側に[カートに入れる]ボタンがありますが」と無いから聞いているのに・・・。
「あっ、雑誌は、バックナンバーにはありますが、新刊にはありませんでした」
「じゃ、どうしたら買えるの?」
「この電話で受け付けます。郵便振込かクレジットカードですが、クレジットカードの場合はセキュリティコードをお聞きしなくてはなりません」
「いいよ、クレジットカードで買います」
と云うことで、氏名、住所、カードナンバー、セキュリティコードをすべて口頭で伝え書籍代1,980円とプラス送料650円の高い買い物になってしまいました。
ネット通販のシステマティックさに比べ、出版業界、この一連の対応を見ていると、一時代前の殿様商売を彷彿させられます。
それとも一部の出版社だけかな?
岩波書店「思想」